スマホの普及により、主婦でも浮気相手と出会いやすい時代になりました。
男性ほど多くはないにせよ、一定数の主婦が不倫をしていると言われています。
主婦が浮気する原因はそれぞれの事情により多種多様ですが、環境の変化や夫への不満が大きな理由となっています。
この記事では、主婦が不倫する理由と不倫する人の特徴をご紹介しながら、妻の不倫を知ってしまった夫が取るべき行動について解説します。
主婦が不倫する理由
主婦が不倫する理由は大きく分けて2つです。
夫への不満がある、または環境の変化です。
この2つをさらに詳しく紹介します。
1.夫への不満がある
「夫に不倫されてしまった」「愛情を感じられなくなった」など結婚生活が長くなり、お互い配慮が欠けてくれば不満が出てきます。
ここでは夫への不満からくる浮気の理由4つについてご紹介します。
①夫が浮気した
旦那に不倫をされていた場合、その仕返しとして浮気をしてしまう場合があります。
仕返しという意識がなかったとしても、夫の浮気により精神的に狂ってしまい、浮気はいけないことであるという倫理観が薄れ、自分も浮気してしまうことがあるようです。
②夫と喧嘩した
長く一緒に暮らしていれば、夫婦喧嘩をすることもあります。
ときには長期戦になり、しばらく家庭の雰囲気が悪くなったり、どちらかが家出してしまったり等、夫婦関係にヒビが入ることもあるでしょう。
このように大きな喧嘩をしたときなどに、話を聞いてくれる優しい男性が現れてしまったら浮気の関係に発展してしまう可能性があります。
③夫婦円満な家庭の話を聞いた
ランチ会やママ友会などの主婦仲間で集まる機会は女性にとって貴重な情報交換の場です。
その際によその夫婦のラブラブな話を聞いてしまうと「自分も誰かに愛されたい」「昔は自分も仲良し夫婦だったのに」と悲しくなったり寂しい気持ちになったりします。
こういうときに自分のことを求めてくれる男性が現れると、つい気を許してしまい浮気してしまうかもしれません。
④精神的に満たされていない
不倫する理由の一つに精神的に満たされるからというものがあります。
家事・育児は想像以上に、仕事とは違った大変さがあります。
普段からお礼も言われず、「暇そう」「楽でいいな」など心ない言葉を言われてしまうと、自分の価値を低く感じてしまうものです。
感謝の気持ちを持ち、お互いを尊重し合える関係でなければ、自分を必要とする人に出会った時に恋に落ちることもあるでしょう。
2.環境が変わったから
不倫してしまう、わかりやすいキッカケの一つに環境の変化があります。
生活環境が変化して出会いが増えればそれだけ危険性が増します。例えば以下のような環境の変化が考えられます。
ここでは3つご紹介します。
①育児が一段落して自由な時間ができた
育児がひと段落して時間が余っている、このように自由な時間ができると浮気してしまうことがあります。
育児や介護で忙しいときには、そんなことを考える暇もなかったのに…それが終わると心にぽっかり穴が空いてしまうのです。
今まで自分の時間が欲しくて仕方なかったのに、いざ手に入ると何をしていいかわからない…というのはよくあることです。
このような時に心の穴を埋めるために不倫してしまう人もいます。
②アルバイトやパートを始めた
主婦であっても家計を助けるためにアルバイトやパートに出る人もいます。
新しく仕事を始めることは出会いの増加に繋がります。
職場で会う人は必然的に顔を合わせる回数が多くなるので親しくなりやすく、浮気に発展しやすいです。
③SNSを始めた
FacebookやTwitter、インスタグラムなどのSNSを始めることも、浮気のきっかけとなることがあります。
SNSはメッセージのやりとりが容易に行えるので、個人的なメッセージがきっかけで仲良くなり、実際に会ううちに浮気に発展してしまうことも。
また、出会い系アプリの広告も流れてくるので、興味本位で出会い系アプリを始めてしまい、浮気をしてしまうこともあるでしょう。
不倫する主婦の特徴
主婦の浮気が増えているといっても、浮気をしない主婦ももちろんいます。
どういうタイプの主婦だと浮気をしやすいのでしょうか。
ここでは浮気をしやすい主婦の特徴をご紹介します。
派手好き
派手好きな女性は飲み会やパーティも好きな傾向にあるので、浮気をする機会も多くなるでしょう。
また派手な女性は男性から遊んでいると思われやすく、男性から浮気に誘われる機会も多くなります。
寂しがり屋
寂しがり屋で依存心の強い人は、夫が仕事で忙しく、かまってもらえなくなると、浮気に走りやすいです。
寂しがり屋の人はできるだけ一人の時間を作らないように友人たちと予定を立てることが多く、男性との出会いも増えることになります。
そこで出会った男性が自分のことをかまってくれると、その人に気持ちが傾いてしまうのです。
酒が好き
お酒が好きな人は浮気しやすい傾向にあるかもしれません。
お酒好きは飲みの場にもよく顔を出すので、出会いも多く浮気相手を見つけやすいのです。
酔った勢いで体の関係を許してしまい、それがきっかけで浮気が始まるというケースも多々あるでしょう。
昔にモテた経験がある
学生時代などにモテていた人は、もう一度チヤホヤされたい、自分はチヤホヤされるべき存在であるという気持ちがあります。
結婚が周りより比較的早かった人は、もう少し遊んでおけばよかったと思っているため、モテていたときを恋しく思い浮気に走る可能性が高いです。
優柔不断で押しに弱く流されやすい
周りに流されやすい人は不倫や浮気を受け入れてしまう可能性が高いです。
優柔不断な人は押しに弱く流されやすいです。
また周りからの誘いを断ることも苦手なので飲み会に参加したり、時には主婦合コンに参加してしまうこともあるでしょう。
相手から押されてしまうと、上手く拒否できないので男性から言い寄られると押しに流されてしまい、結果的に浮気関係になってしまいます。
このタイプは、はっきり自己主張をしないので、一見優しい人だと思われがちですが、生活環境やお金に関してだらしない人も多いです。
リスクを考えずに行動してしまう
夫以外の男性が魅力的に見えたり、好きになってしまったりすることは誰にでも起こり得る事です。
しかしほとんどの人は浮気はいけない事だと自制するでしょう。
なぜなら浮気が夫にバレたら、離婚を切り出されるかもしれないし、慰謝料を請求されるかもしれないからです。
そのようなリスクを考えずに、勢いだけで行動してしまうタイプの人も、浮気をする可能性が高いでしょう。
自分の妻が日頃からリスク管理が苦手な場合は、浮気していないか注意して見ておいた方が良いかもしれません。
承認欲求が強い
承認欲求が強い人は常にかまってほしいと考えています。
夫が全く相手にしてくれないとなると、さみしさから不倫をしてしまいます。
自分をかまってくれる相手に出会ったときに気持ちが傾いてしまうのです。
パートナーに相手にされず寂しくなってしまうというのは誰にも起こり得る状況ですが、夫婦で話し合い不倫をしないようにしましょう。
常に女性として意識されたい
夫婦として長く一緒にいると、セックスレスになることはよくあります。
しかし常に女性として見られたいという気持ちが強い人は、セックスレスであることに不満を持っています。
このタイプはお洒落で美意識が高い人も多く、旦那さんも自慢の妻だと思っているかもしれません。
しかし夫婦関係がうまくいかなければ不倫をしてしまう可能性があるのです。
倫理観が薄い
そもそも浮気や不倫といったことに対して抵抗感がなく倫理観の薄い人は不倫をしてしまいやすいです。
中には浮気や不倫にかかわらず、とにかくモテたい、モテることが女のステータスだと思っている人もいます。
自分の妻が不倫していると感じた夫が取るべき行動
ここでは自分の妻が不倫しているかもと感じている人へ、夫が取るべき行動を4つ紹介します。
妻が不倫をしていた場合、普通の精神状態でいるのは難しいと思います。
可能であれば、ひとまず一人になれる場所へ移動して、冷静になるのが良いでしょう。
①証拠を集める
妻が不倫をしていた場合、まずは証拠を集めましょう。
離婚するしないに関係なく、不倫相手に慰謝料請求したい時に、証拠がなければ始まりません。
例えばラブホテルに出入りする現場など、決定的な状況を写真などの証拠として残しましょう。
もし精神的に辛い時には、信頼できる相手と協力して行って下さい。
くれぐれも、感情的に問い詰めるのは止めてください。相手に気付かれないように、虎視眈々と準備しましょう。
浮気調査の実績のある探偵に依頼すれば、慰謝料請求で有利かつ相手が言い逃れできない強力な証拠を、こっそり得ることができます。
探偵に依頼して短期間で決着をつけるのも一つの手です。
②離婚するか、しないか考える
次にあなたが考えるのは、離婚するかどうかです。
今後どうするのかを考えましょう。
選択肢としては大きく3つ①離婚する、②離婚しないで許す、③仮面夫婦になり離婚しない、です。
離婚はいつでもできますし、不倫の慰謝料請求の時効は、不倫を知った日から3年ですので、どの選択が最善なのか焦らずじっくり考えましょう。
③親権をどうするか考えておく
離婚をするのであれば、親権をどうするか考えておく必要があります。
恐らく妻も親権を主張してくるでしょうし、母親は親権獲得において非常に有利です。
親権を確実に獲得したいのであれば、弁護士に相談しておくことを強くおすすめします。
また注意してほしいのは、妻が子供を連れて出て行ってしまうことです。
子連れ別居は推奨できませんが、親権獲得においては、子連れ別居を問題視する一方で、子連れ別居したほうが親権獲得に有利だと判断されやすい現状があります。
また身内であっても、連れ去られた子供を無理やり連れ戻せば、未成年略取(誘拐罪)に問われる恐れがあります。
まず子供を連れ去られないように注意して下さい。
万が一そのような手段に出られた場合はただちに弁護士に相談してください。
④弁護士に相談する
相手に慰謝料請求をしたい、親権を獲得したいなど、離婚に関しての相談は弁護士に頼ることをおすすめします。
弁護士に相談することで、短期間かつ有利に離婚できるだけでなく、離婚で生じやすいトラブルを回避することもできます。
何より妻に会わなくて済むので、精神的な苦痛が軽減できます。
まとめ
夫が妻に興味を失ってしまい、さみしい気持ちの所に、男性が好意を持って近づいてきたら、気持ちが揺らいでしまうこともあるでしょう。
現代において、主婦の不倫は決して物語の中だけの話ではありません。
うちの妻はそんなことするはずがないという過信はやめましょう。
妻の心を繋ぎ止めておくためには、妻を大切にし、感謝の気持ちや愛情を伝えることが大事です。
「恥ずかしいから」「言わなくてもわかってるはずだ」などというのは只の甘えです。
夫婦といえど他人ですから言葉で伝えなくては、思っているだけでは伝わりません。
まずは日頃の感謝を伝えるところから始めてみましょう。