GPSを使った浮気調査はバレる?GPSがバレる原因とリスクについて解説

GPSを使った浮気調査はバレる?GPSがバレる原因とリスクについて解説

「パートナーが浮気をしているかもしれない」と感じて、証拠を掴むためにGPSを使った浮気調査を検討する人は少なくないでしょう。

結論から言うと、GPSを使った浮気調査はバレるリスクが高く、あまりおすすめできる方法とは言えません。

今回は、GPSを使った浮気調査はなぜバレやすいのか、そしてGPSを使った浮気調査に伴うリスクや注意点などをまとめました。

目次

GPSを使った浮気調査がバレてしまう原因とは

GPSを使って浮気調査を始めたが、証拠を掴む前にパートナーにバレてしまったという人も少なくありません。

何も対策をせずにGPSを使った浮気調査を始めると、相手にバレて調査が失敗に終わるケースがあります。

GPSを使った浮気調査がバレてしまう原因は、仕掛ける側にあることがほとんどです。

どのようなことが原因でバレてしまうのでしょうか。

ここでは主に5つの原因を紹介していきます。

①態度に出てしまった

GPSでパートナーの位置情報を確認していると、パートナーの嘘や言い訳が分かり、どうしても気になってしまうものです。

そのため、聞き流すことができず、感情的になって不機嫌になったり責め立ててしまい、それが原因でGPSを取り付けていたことがバレてしまうケースがあります。

GPSを仕掛けて浮気調査を行った人の中には、このようにパートナーへの態度が原因でバレてしまった人が少なくありません。

②具体的な話をしてしまった

GPSで位置情報を確認していなければできないような具体的な話をすると、浮気調査がバレてしまう可能性があります。

例えば、帰宅前に寄り道をしていたパートナーに対し、帰宅後すぐに「今日は帰りにどこに行っていたの?」と問い詰めてしまうと、行動を監視されていたのではと感じさせることになります。

通常、パートナーが寄り道をしていたかどうかは分かるはずがありません。

寄り道していたことを把握されていると感じると、違和感を感じたパートナーはあなたがGPSを使って浮気調査を行っていることを勘ぐるでしょう。

そうなってしまうと、GPSの存在や浮気調査自体がバレる可能性がぐんと高まってしまうのです。

③タイミングが良すぎて不自然

GPSを使っていると、パートナーの帰宅時間も分かってしまいます。

そのため、帰宅時間に合わせて食事やお風呂を準備していると、タイミングが良すぎる点にパートナーが疑問を感じることも。

たとえGPSでパートナーの位置情報を把握していても、それを見越した行動をとることでGPSでの浮気調査がバレてしまう可能性があります。

あなたの行動に不自然さを感じさせないように十分注意しましょう。

④現場に行ってしまう

GPSによりパートナーの位置情報が分かった時、我慢できずに現場に行ってしまうケースがあります。

実際に浮気現場を目撃すると、怒りや悲しみから感情のままに行動してしまい、最悪の場合は暴力事件に発展する可能性もあります。

また、現場に行ってしまうことでパートナーや浮気相手に浮気調査をしていることがバレてしまい、証拠がないまま言い逃れされてしまう恐れもあります。

浮気の証拠を掴んで離婚や慰謝料請求することを検討している場合は、浮気調査を水面下で行う必要があるため、GPSで位置情報を掴んだとしても現場へ行くことは避けるようにしましょう。

⑤GPSが見つかってしまう

たとえGPSを適切に取り付けたと思っていても、様々な理由からGPSの存在がパートナーにバレてしまい、浮気調査が失敗になるケースがあります。

どのような理由からGPSがバレてしまうのか具体例を紹介します。

受け取り場所でバレた

浮気調査をするためのGPSは、一般的には家電量販店ではなくインターネットで購入されることがほとんどです。

したがって、購入時に受け取り場所を自宅に指定してしまうと、商品を受け取るのがパートナーだった場合はバレる可能性が高まります。

また、自分で受け取ったとしても商品を隠すような行動をとってしまうと、パートナーに怪しまれる可能性もあるので注意が必要です。

車のメンテナンス関係でバレた

車検やオイル交換の際、担当のスタッフの方に発見され、パートナーにバレてしまう可能性があります。

GPSを設置する際、トランク内のような場所だとGPSの機能が十分に発揮されないため、大抵の場合は車の底部分に設置します。

したがって、浮気調査のためにGPSを取り付ける場合は、パートナーの車がメンテナンスされる日時を把握しておく必要があるでしょう。

GPSの機器から音が鳴ってバレた

スマホのGPS機能を使う場合、着信音やバッテリー切れの警報音などが鳴ってしまう可能性があり、パートナーにバレてしまうリスクがあります。

スマホの着信音の設定がオフになっているか必ず確認するようにしましょう。

GPSを使った浮気調査を成功させるための3つのポイント

ここでは、GPSを使った浮気調査を成功させるための3つのポイントを紹介します。

・感情的にならない
・普段通りの生活を送る
・バレにくいGPSを使う

感情的にならない

GPSを使った浮気調査がバレないようにするためには、感情的にならないことが重要です。

パートナーの位置情報がたとえラブホテルや浮気相手の家だったとしても、感情的になってしまってはパートナーに怪しまれてしまいます。

証拠を掴みたいと考えているのであれば、冷静に行動するようにしましょう。

普段通りの生活を送る

浮気調査がバレてしまうのは、依頼者の不自然な行動や我慢の限界となって問い詰めてしまうことが原因となることが多いです。

どうしても口を出してしまいたい気持ちになるかとは思いますが、調査中はぐっとこらえて「普段通り」を徹底させることがポイントです。

精神的に辛い時間になりますが、確実な証拠を掴むまではなんとか乗り切るようにしましょう。

取り付け場所に合わせてバレにくいGPSを使う

GPSを使って浮気調査をしたいのであれば、使用するGPSがバレにくいものである必要があります。

例えば、パートナーの鞄にGPSを付けたい場合は、重さに影響を与えない超小型のものを選ぶようにしましょう。

また、車にGPSを取り付ける際には、車内だとバレてしまうリスクがあるため取り付け場所は車の底部分を選び、強力なマグネットがついた防水タイプのものを使用すると良いでしょう。

GPSで浮気調査を行うリスク

GPSで浮気調査を行うにはいくつかのリスクを伴います。

ここでは、浮気調査でGPSを使うことのリスクについて解説します。

リスクを把握した上で、浮気調査としてGPSを使用するか検討するようにしましょう。

違法行為に該当するケースがある

GPS発信機をパートナーの所有物(鞄や車など)に取り付けたり、パートナーのスマホに無断でアプリをインストールする行為は違法行為となります。

パートナーに許可を得ないまま相手の所有物にGPSを仕込むことは避けるようにしましょう。

GPSを使用して無断で位置情報を入手していることがパートナーにバレた場合、違法行為として訴えられる可能性があります。

浮気調査としての効果が薄い

GPSの位置情報には多少の誤差があり、100%信頼できるものではありません。

浮気調査でGPSを使用している場合、たとえ位置情報がラブホテルをさしていたとしても近くの飲食店である可能性もあるのです。

また、位置情報をごまかせるアプリもあるため、GPSが示すパートナーの位置情報が必ずしも正確であるとは限りません。

パートナーへの気持ちが強い方は特に注意が必要です。
GPSの誤差でホテルの近くで仕事をしていただけなのに、きちんと確認せずに浮気を疑って感情が爆発するパターンがあります。

浮気の証拠にはならない

GPSの位置情報だけでは、浮気の決定的な証拠とはなりません。

これは、GPSではあくまでパートナーの位置情報しか分からないためです。

浮気の証拠として認められるのは、「肉体関係があったこと」を証明するものであり、たとえGPSの位置情報がラブホテルを指していたとしても、それだけでは不貞行為の証拠とはならないのです。

GPSの位置情報は、あくまで決定的な証拠を掴むための補佐的な役割であることを認識しておきましょう。

パートナーとの関係が悪くなる

GPSを使った浮気調査がパートナーにバレた場合、浮気の有無に関わらず2人の関係が悪化することは避けられないでしょう。

パートナーの同意を得ずにGPSを仕込んだり、スマホにアプリをインストールしたりといった行為は、違法行為に該当するだけでなく、相手の信頼を大きく損ねる可能性がある行為でもあります。

浮気調査の結果、パートナーが浮気をしていなかった場合は、浮気を疑われていたことにショックを受けて関係が壊れてしまう可能性があることを心に留めておきましょう。

要注意!「GPSが違法」となるケース

先述した通り、GPSを取り付けることは場合によっては違法行為になります。

ここからは、6つの違法行為となるケースを紹介します。

⑴探偵だけでGPSを取り付けて管理している場合

所有者からの許可があったとしても、探偵だけでGPSを取り付けて浮気調査をした場合は違法になります。

例えば、事前に依頼者の許可を得て、探偵がマンションや駐車場に侵入しGPS発信機を取り付けて浮気調査に利用した場合は、たとえ許可を得ていたとしても住居侵入罪で罪に問われます。

あくまでGPSは所有者が自分の所有物を管理するという意味合いで取り付ける必要があります。

探偵が取り付けた場合は「探偵が調査のためにGPSを取り付けた」という意味に変わってしまうため違法行為となるのです。

⑵パートナーの所有物にGPSを取り付けた場合

パートナーの鞄やゴルフバッグ、財布、コートのポケットなどに小型のGPSを付けて自分で浮気調査をしようと考えている人は少なくないでしょう。

しかし、状況によってはストーカー規制法に引っかかってしまう危険性があります。

ポイントとなるのは、GPSを取り付ける対象が共有のものであるかという点です。

違法行為にならないよう、GPSを仕込む際にはよく考えて行動するようにしましょう。

⑶パートナーの社用車にGPSを取り付けた場合

パートナーの社用車は第三者の所有物なので、GPSを取り付けるのは違法です。

万が一会社から通報されてしまった場合、器物破損やプライバシー侵害などにあたり、罪に問われる可能性があるので注意が必要です。

⑷別居中のパートナーの家にGPSを取り付けた場合

パートナーと別居している場合、あなたが契約している場所ではないにも関わらずGPSを取り付ける行為は、不法侵入やストーカー規制法違反となる可能性があります。

GPSの存在がバレてしまうと刑事罰の対象となるなど大きな問題に発展しかねません。

こちらが不利な状況にならないよう、別居中のパートナーの家にGPSを取り付けるのは避けるようにしましょう。

⑸浮気相手の所有物にGPSを取り付けた場合

先にも説明した通り、第三者の所有物に無断でGPSを取り付ける行為は違法となります。

浮気相手の所有物にGPSを取り付けた場合は回収するタイミングが難しく、さらにバレるリスクも高いため、ストーカーや付きまとい行為、プライバシーの侵害とみなされ訴えられてしまう恐れがあります。

⑹パートナーに無断でGPSアプリをインストールした場合

スマホで使えるアプリの中には、スマホ内の情報を全て見ることができるものや、アプリの存在を偽装できるものなどがあり、浮気調査で使えるものがいくつかあります。

しかし、浮気調査のためにパートナーのスマホに無断でGPSアプリをインストールする行為は違法となります。

さらに、アプリをインストールするために勝手にロックを解除したり、パートナーのスマホを遠隔操作することは不正アクセス禁止法に当たります。

くれぐれも、パートナーの許可なくアプリをインストールすることのないようにしましょう。

違法行為のリスクと罰則

ここからは、相手の許可なくGPSを取り付けることが招く違法行為とその罰則について紹介します。

GPSの使用を検討しているのであれば、法に触れないよう十分注意して行動しましょう。

ストーカー規制法

直接的な付きまとい行為だけでなく、位置情報やメールなどの電子物にも適用されます。

・ストーカー行為をした者は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金(第18条)
・禁止命令等に違反した者は、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金(第20条)

不正アクセス禁止法

浮気調査に使えるアプリを勝手にインストールしたり、ロックを解除して勝手にスマホ内の情報を覗き見る行為は、カップルだけでなく夫婦間であっても罪に問われ、逮捕される可能性があります。

・不正アクセスをした者は、3年以下の懲役または100万円以下の罰金(第11条)

プライバシーの侵害

あくまで不法行為であり、民事上のものであるとして刑事罰は課せられず、懲役や罰金などはありません。

ただし、プライバシーの侵害を超えると名誉毀損となることがあり、この場合は刑事罰の対象となります。

・名誉毀損の場合、3年以下の懲役または禁錮、もしくは50万円以下の罰金

住居不法侵入

他人の土地に意味もなく立ち入ることは違法となります。

GPSや隠しカメラの設置、待ち伏せや張り込みなどを相手の土地の敷地内で行った場合は罪に問われます。

・3年以下の懲役または10万円以下の罰金

器物損壊

車にGPSを取り付ける際などに傷がついた場合、損壊させたとして違法行為となります。

・3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料

合法的にGPSを設置する方法

夫婦の共有財産であれば、GPSを設置しても違法ではありません。

夫婦の共有財産のうち半分は自分のものなので、自分の持ち物にGPSを取り付けるという解釈となるためです。

したがって、パートナーが浮気をする際に自家用車を使用しているのであれば、車にGPSを取り付けることは有効な手段となるでしょう。

他にも、生活を共にしている自宅内や共有している鞄の中などであればGPSを取り付けても違法性はありません。

浮気調査はプロに任せるのが確実で安心!

GPSを使って浮気調査をすることは、リスクが高いうえにメリットがあまりありません。

「バレずに浮気調査をしたい」「どうしても確実な証拠を掴みたい」という場合は探偵に調査を依頼することをおすすめします。

探偵に浮気調査を依頼した場合、法律の範囲内で調査を行い、合法的に確実な証拠を掴んでくれます。

また、パートナーにバレるリスクが少なく、あなたの時間や労力は必要ありません。

浮気調査はプロである探偵に任せることが安全で安心といえるでしょう。

まとめ

パートナーの浮気が疑われる時、行動を把握して少しでも浮気の手がかりを見つけたいと思うでしょう。

しかしGPSを使った浮気調査では、証拠としての有効性が薄いことやバレる可能性があること、違法行為を行うリスクなど様々な課題が生じます。

安全かつバレないように浮気調査を行うためには、探偵に調査を依頼することを検討してみてはいかがでしょうか。

ほとんどの探偵社では無料相談を行っていますので、パートナーの浮気が疑われる場合は、浮気調査をするべきかということも踏まえて相談してみるとよいでしょう。

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