結婚を約束した相手が浮気をしていたという話は、実際によくあることです。結婚前に素行調査をしておけば良かったと後悔しても、もう遅いのです。
もし、少しでも相手に浮気の疑いがあるならば、すぐに浮気調査を行い、隠しごとがないかを確認する必要があります。
今回は、結婚前に浮気調査が必要な7つのケースや注意点について解説します。
結婚の約束をしたのにも関わらず、浮気をする人は少なくない
結婚の約束をしているにもかかわらず、浮気をする人は決して珍しくありません。芸能人の浮気に関するニュースが頻繁にワイドショーで取り上げられ、昼間の不倫ドラマも非常に人気があります。その影響からか、浮気に対する抵抗感を持たない人は多いようです。
一度浮気をすると、浮気相手にのめり込んでしまい、歯止めが効かなくなることがあります。心の中では浮気相手との関係を清算しようと思っても、体が言うことを聞かず、結局不貞行為を続けてしまう人も少なくありません。
結婚の約束をして、あなたに対しては正直で誠実な態度で接しているように見えても、裏では浮気をしているケースは決して少なくないのです。結婚前から浮気をするような人と結婚しても、浮気に悩まされることが多く、幸せになる可能性は低いのが現実ではないでしょうか。
浮気調査(素行調査)をした方がいい7つのケース
結婚前に相手に対して疑いを持つ場合、浮気調査を行うことは自分の人生のリスクを回避するために有効な方法です。特に、以下の7つの条件に当てはまる場合は、浮気調査を検討すると良いでしょう。
①交際期間が短い
②出会い系サイトやマッチングアプリで知り合った
③お見合いパーティーで出会った
④異性にモテそうなタイプ
⑤遠距離恋愛でなかなか連絡が取れない場合
⑥お金持ち・エリートタイプ
⑦浮気が疑われるとき
一つずつ解説していきます。
①交際期間が短い
交際期間が短いと、相手について十分に理解できていないことが多いです。結婚そのものが目的になり、相手の本質を知らないまま結婚の約束をすることはリスクを伴います。
特に、交際期間が半年にも満たない場合、フィーリングが合って結婚するのは良いことですが、相手のことを事前に詳しく知っておきたいところです。
「相手が二股をかけていた」、「実は既婚者だった」といった事態は避けたいものです。
②出会い系サイトやマッチングアプリで知り合った
最近では出会い系サイトやマッチングアプリの利用者が増え、出会いの方法としても一般的になってきましたが、元々の知り合いと比べるとやはり不安が残ります。
これらを利用する人の中には、肉体関係のみを目的としている人が多くいます。真剣な交際を望んでいないため、さまざまな嘘をついて関係を持つことがあります。「実は既婚者だった」や「セックスだけが目的だった」という話はよく耳にします。
また、マッチングアプリに掲載される情報は、嘘とは言わないまでも、多少見栄を張っていることが多いです。マッチングアプリでの出会いは、共通の友人がいないことがほとんどなので、嘘がバレにくいのです。
もし不安が残る場合は、結婚相手の浮気調査を行うことをおすすめします。
③お見合いパーティーで出会った
お見合いパーティーや婚活パーティーは、毎日のように各地で開催されています。純粋に結婚相手を探しに来る参加者もいますが、浮気相手を求めて参加する不純な動機の人も少なくありません。また、既婚者が独身を装うケースも実際によくあります。
さらに、金銭目的の結婚詐欺師が活動の場としていることもあります。交際中に詐欺師だと気づかれることなく巧みに異性を欺き、結果として、詐欺師の正体に気づかないままお金を取られるという事件は少なくありません。
お見合いパーティーで知り合った相手と結婚の約束をしたものの、「どうも相手が怪しい」と感じたら、探偵に素行調査を依頼するのが賢明です。
④異性にモテそうなタイプ
異性にモテそうなタイプは実際によくモテます。異性の影がつきまとうのは当然のことです。
結婚相手がモテそうなタイプである場合、結婚前も結婚後も浮気する確率は高いでしょう。多くの異性からアプローチを受け、それを全て断る人は少ないものです。
イケメンや美女と結婚できることは自慢になりますが、浮気という問題がついて回る可能性があります。そのため、実際の人物像を確認しておくことをおすすめします。
⑤遠距離恋愛でなかなか連絡が取れない場合
たとえ交際期間が長くても、そのほとんどが遠距離恋愛である場合は、結婚相手の浮気調査をすることをおすすめします。遠距離恋愛中は自由に行動できるため、浮気のリスクが高まります。
また、浮気だけでなく、交友関係や金銭問題、職場のトラブルなど、隠そうと思えばいくらでも隠せてしまいます。
遠距離恋愛のまま結婚を決めることもあるでしょうが、浮気調査を行うことで、結婚相手の知らない一面をなくし、安心して結婚に進むことができます。
⑥お金持ち・エリートタイプ
お金持ちの男性の浮気率は高く、結婚後も半数以上が愛人を持っていると言われています。年収が高いほど、愛人がいる割合も増えます。お金という強力な武器を持っているため、一人の女性だけでは満足できないのです。
また、エリートタイプの男性も浮気率が高い傾向にあります。彼らは肉食的な浮気というよりも、パートナーへの不満や仕事のストレス解消のために浮気をすることが多いです。
もし相手の行動が怪しいと感じたら、浮気調査を行うことをおすすめします。
⑦浮気が疑われるとき
結婚相手にすでに浮気の疑いがあるなら、浮気調査をおすすめします。「相手の様子が変だ」、「自分に心を閉ざしている」、「嘘をつかれている気がする」などと感じる場合、その勘は当たっている可能性があります。
結婚は当事者だけでなく、親や兄弟などの家族も巻き込む問題です。もし離婚することになれば、自分に離婚歴がつくことになります。浮気を事前に知ることで、関係を見直すきっかけになります。
疑いを抱えたまま結婚すれば、結婚後もその疑いを引きずることになります。
探偵による浮気調査(素行調査)でわかること
実は、浮気調査は素行調査の一部です。探偵が行う一般的な浮気調査方法には、「尾行」、「張り込み」、「聞き込み」があります。探偵の浮気調査は法律の範囲内で行われ、調査のプロフェッショナルが対象者の行動をしっかりと証拠として記録します。
ここからは、探偵による結婚前の浮気調査でわかることを紹介します。
結婚相手の素性
探偵による調査では、結婚相手の基本的な情報を詳しく調べることが可能です。
学歴や家族構成などは既に知っていることが多いですが、自分と出会う前の結婚相手の過去も調査できます。
過去や現在の交友関係も重要なポイントです。結婚相手が良い人でも、その交友関係に不安がないかどうかは結婚前に確認しておきたい点でしょう。
また、探偵の調査範囲には、離婚歴の有無、過去の職歴、現在も本当に仕事をしているかどうか、そして結婚相手の家族に関することも含まれます。
日常の行動
素行調査では、対象者の日常的な行動を調べます。対象者に気付かれないように尾行や張り込みを行い、「どこに行ったのか」「誰と会ったのか」といった行動履歴を記録します。
浮気をしているかどうかに加え、飲酒癖、ギャンブル癖、金銭感覚など、普段は分からないことも行動から把握することができます。
交友関係や異性関係
探偵による結婚相手の浮気調査では、現在または過去に異性関係のトラブルがあったかどうかも調べることができます。
浮気癖や暴力癖は、結婚後に大きなトラブルとなることが多いため、探偵の調査で離婚経験や暴力などの重大な問題を起こしていないか確認することが可能です。
結婚前の浮気調査における注意点
ここからは、結婚前の浮気調査を行う場合に気をつけておきたいポイントを紹介します。
探偵が調査できない内容
探偵に結婚前の身元調査を依頼しても、調べられない内容があります。以下のような調査項目については、探偵でも対応できないことを念頭に置いておきましょう。
・差別につながる内容
・口座残高の調査
・住民票や戸籍の取得
それぞれの内容を解説していきます。
差別につながる内容
探偵の調査では、対象者に対する差別につながる内容を調べることはできません。たとえば、特定地域の出身であることなどは人権侵害につながるため、調査が禁止されています。
また、在日外国人に関する問題についても、探偵は調査することができません。
口座残高の照会
探偵の身元調査でも、金融機関の口座残高を調べることはできません。銀行の口座に預けている資産は、本人以外の家族であっても知ることができないのです。
もし「口座の残高を調べられる」と宣伝している探偵がいる場合は、違法な調査が行われる可能性が高いため、注意が必要です。
住民票や戸籍の取得
住民票や戸籍は、本人と配偶者、直系の親族(父母・祖父母)しか取得することができません。
さらに、結婚前であれば配偶者にも該当しないため、自分で取得することは不可能です。
結婚相手の浮気調査にはリスクがある
浮気調査にはリスクが伴います。結婚相手の浮気調査を行う際にも、さまざまなリスクを考慮する必要があります。
以下に紹介するリスクを理解した上で、結婚相手の浮気調査を実施するかどうかを判断してください。
婚約破棄になる可能性
結婚前の調査を行っていたことが相手に知られたり、逆に自分が調査されていたりした場合、最悪の場合、婚約破棄に至ることもあります。話し合いの場を設けても関係が修復できず、結婚そのものが無かったことになるリスクがあるため、お互いに注意が必要です。
また、浮気調査を行うことで、将来の結婚生活に支障をきたすような情報が見つかる可能性もあります。関係が悪化し、最悪の場合、婚約破棄に至ることも考慮しておくようにしましょう。
知らなくてよかったことも知ってしまう
過去の浮気経験や若い頃の少しやんちゃな交友関係など、本来知らなくてもよかったことを知ってしまう可能性があります。
たとえ婚約破棄に至らなくても、心に引っ掛かりを残してしまうこともあります。また、出会う前の出来事で、すでに更生しているような軽い過ちについては、知らない方が幸せだという考え方もあります。
知らなくてもよい情報を知るリスクと、浮気を見つける可能性を天秤にかけて、探偵事務所に浮気調査を依頼するかどうかを慎重に判断することをおすすめします。
精神的なダメージが残る
結婚前調査を行う際、婚約破棄に至らなくても精神的なダメージが残るケースは少なくありません。
調査を受けた側は、信じていた婚約者に裏切られたと感じてショックを受けるでしょう。一方、依頼した側も、相手を疑って調査をしたにもかかわらず何も問題が見つからなかった場合、自分を責める気持ちに苦しむことになります。
結婚前の調査は、依頼する側も調査される側も苦しむ可能性があるため、依頼の際には慎重に考えることが重要です。
結婚前に浮気調査をするメリット
ここでは、探偵に結婚前の浮気調査を依頼するメリットについて解説していきます。
①浮気・不倫の事実が判明する
浮気調査を依頼する最大のメリットは、浮気・不倫の事実を明確にできることです。
個人での調査には限界がありますが、探偵事務所に依頼すれば、詳細まで調査を行い、浮気の有無を合法かつ確実に確認できます。
浮気しているかどうか確信が持てない方や、浮気の有無をはっきりさせたい方は、探偵事務所に依頼することをおすすめします。
②相手に慰謝料を請求することができる
探偵に浮気調査を依頼する二つ目のメリットは、パートナーが浮気をしていた場合、パートナーと不倫相手に慰謝料を請求できる点です。
浮気が発覚した場合、精神的苦痛を受けたとして慰謝料を請求することができ、婚約中で籍を入れていない場合でも慰謝料を請求できる場合があります。慰謝料の請求は金銭的な補償を受けるだけでなく、パートナーと不倫相手の関係を破局に導く効果もあります。
③疑いを完全に晴らして結婚できる
探偵に浮気調査を依頼する三つ目のメリットは、疑いを完全に晴らして結婚できることです。
浮気調査を依頼する際、相手の浮気を少しでも疑っている場合が多く、そのような精神的不安を抱えたままでは、結婚に対してモヤモヤした気持ちが残ってしまいます。
しかし、一度探偵に依頼して浮気調査を行えば、パートナーの浮気の有無を確認でき、浮気がなかった場合には完全に疑いを晴らして結婚することができます。
結婚相手の気になる点は探偵に相談しよう
婚約者に疑わしい点や気になることがある場合は、結婚前に探偵事務所に相談してみましょう。探偵は相手の生活実態や交友関係、周囲からの評判などを調べることができます。
結婚後に婚約者の問題が発覚すると、トラブルになる可能性がありますが、事前に気になる点を解消しておくことで、結婚後のトラブルを回避することが可能です。
多くの探偵事務所では、調査依頼前の見積もりや相談を無料で対応しています。まずは、探偵事務所に気軽に相談してみましょう。
まとめ
「後悔する結婚はしたくない」と考える人が多いでしょう。そのためには相手をよく知ることが大切です。
結婚相手に浮気の疑いがある、不安やモヤモヤがある場合は、結婚前に浮気調査を行うことを検討しましょう。
ただし、パートナーに調査していることがバレてしまうと婚約破棄などのリスクが伴いますので、調査のプロである探偵に依頼することをおすすめします。