浮気調査の流れについて解説!探偵への相談〜調査までの手順を知ろう

浮気調査の流れについて解説!探偵への相談〜調査までの手順を知ろう

パートナーの浮気が疑われる場合、本格的に浮気調査を進めたいなら、探偵社などの専門家に依頼するのが便利です。

専門家に依頼することで、証拠を確実に集め、パートナーや浮気相手に気づかれることなく調査を進めることができます。

今回は、初めて探偵に調査を依頼する人に向けて、「探偵への相談から調査までの流れ」について解説します。

また、探偵の調査方法や、浮気調査を依頼する前にできる準備についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

探偵に浮気調査を依頼する流れ

探偵に浮気調査を依頼する流れは以下の通りです。

① 探偵社探し
② 問い合わせ・無料カウンセリング
③ 面談
④ 見積もり・契約
⑤ 浮気調査開始
⑥ 中間報告
⑦ 調査結果報告
⑧ アフターフォロー

各項目の内容について詳しく説明していきます。

探偵社探し

多くの方にとって、探偵探しは初めての経験でしょう。

現在ではインターネットを使えば簡単に探偵を見つけることができます。しかし、「インターネットで見つけた探偵事務所だけでは少し不安」と感じる方もいるかもしれません。

ここでは、さまざまな探偵の見つけ方をご紹介します。

探偵の探し方

インターネットから探す

一番簡単で早い方法は、Googleなどのインターネット検索を利用することです。「探偵 浮気調査」などのキーワードを入力して検索すると、多くの探偵事務所の情報がすぐに見つかるでしょう。

ただし、インターネットで探偵を探す際には注意が必要です。

インターネット上では全国の情報が表示されますが、依頼する場合はできるだけ近くの探偵事務所を選ぶことをお勧めします。 検索する際には、「探偵 〇〇市」のように地域名も含めて検索すると、より適した情報が得られるでしょう。

タウンページから探す

インターネット上には、タウンページのオンライン版『iタウンページ』があります。これは、いわゆる電話帳であり、多くの実店舗が掲載されています。

インターネット検索で情報が多すぎて探しにくいと感じる方にとって、iタウンページはシンプルで探しやすいかもしれません。

検索窓に「探偵」と入力し、地域を選択してみましょう。

公式サイト:iタウンページ

弁護士から紹介してもらう

離婚問題などで弁護士に相談や依頼をしている場合は、弁護士に探偵を紹介してもらえるか尋ねてみるのも良いでしょう。

浮気などによる慰謝料請求には証拠が必要なため、探偵と提携している弁護士事務所も多くあります。

「離婚」や「慰謝料請求」を目的に浮気調査の依頼を検討している場合は、まず弁護士を見つけて相談するのも一つの方法です。

探偵のマッチングサービスを利用する

実は、全国には約5500の探偵事務所があります。一般の人にはあまり馴染みのない業界であるため、どの探偵事務所に依頼すればよいか迷うこともあるでしょう。

探偵のマッチングサービスを利用すれば、全国の探偵事務所をリサーチし、依頼内容や予算に合った探偵事務所を無料で紹介してもらうことができます。

あまりゆっくりと検討している時間がない場合などは特に有効な手段と言えます。

問い合わせ・無料カウンセリング

依頼を検討する探偵社が見つかった後は問い合わせをします。多くの探偵社では、問い合わせフォームを通じて相談できるほか、無料カウンセリングを提供しているところもあります。

また、浮気調査を専門に扱う探偵社も存在するため、問い合わせを通して信頼できる探偵社を見つけましょう。

相談方法としては、電話、メール、チャットに加え、対面での対応も可能です。

パートナーの裏切りによるショックで誰かに相談するのは辛いことですが、浮気調査のプロは親身になって相談に応じてくれるので、安心して頼ることができるでしょう。

面談

電話やメールでの問い合わせ後、詳細なヒアリングが行われます。

できるだけ対面での面談が望ましいですが、オンラインでの対応も可能で、スマートフォン、パソコン、タブレットなどから気軽にアクセスできます。探偵社によっては音声のみでの対応も可能な場合がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

面談では、調査の目的、これまでの経緯、現状について詳しく話し合い、対策や解決策を提案します。また、概算費用についても知ることができます。

相談内容は守秘義務によって保護されるため、外部に漏れる心配はありません。

見積もり・契約

面談が無事に終了した後に、見積もり・契約となります。

見積もりや契約の際に気をつけておきたいポイントがありますので、それぞれ説明していきます。

プランの提案・確認

依頼主の予算や目的に応じて最適なプランを提案します。

見積書をもらったら、しっかりと内容を確認し、疑問や不明な点については質問しましょう。分かりやすく説明してくれるかどうかは、その探偵事務所が誠実で信頼できるかを見極めるポイントです。

また、調査報告書のサンプルを見せてもらうのも良い方法です。きちんとした調査報告書を作成しているか確認してみましょう。

怪しい探偵事務所では契約書の締結を急がせることがありますので、流されず冷静に判断することが重要です。

契約書類の締結

担当スタッフから提案された見積書や調査プランに納得できた場合、探偵業法に基づいて重要事項説明書と契約書が作成されます。契約内容は探偵社によって異なるため、契約書の内容は必ず確認してください。

また、契約時には持参すべきものがいくつかありますが、これは探偵社によって異なる場合がありますので、事前に依頼する探偵社に確認するようにしましょう。

探偵業法では、重要事項説明書と契約書の交付が義務付けられています。これらの書類を渡されない場合は違法行為となり、その業者は探偵業法に違反していることになりますので注意が必要です。

浮気調査開始

見積もりと契約が完了すれば、いよいよ浮気調査が始まります。

探偵による浮気調査は、通常、複数人のチームで行われることが多いです。

探偵社によっては、浮気調査の前に対象者の現状や調査計画の確認、変更点について打ち合わせを行う場合があります。そのため、依頼者は柔軟に対応できるよう準備しておくと良いでしょう。

主な調査手段

・行尾
・張り込み
・聞き込み

調査では、パートナーが現在浮気しているかどうかだけでなく、浮気相手がどのような人物かも明らかにすることが可能です。

探偵が浮気調査をする方法①:尾行

探偵による浮気調査の方法の一つに「尾行」があります。尾行とは、相手に気づかれないように後をつけて行動を監視する方法です。

尾行中には、証拠を収集するために写真や動画の撮影も行われます。

対象者が徒歩で移動する場合には徒歩で、車で移動する場合にはバイクや自動車を使って尾行します。

ここでは、それぞれの状況に応じた探偵の浮気調査の方法について詳しく紹介します。

徒歩で尾行

都会や混雑した街中、歩行者が多い場所では、通常、相手に約3メートルの距離まで接近して尾行します。一方、歩行者が少ない開けた場所では、10メートル以上の距離を保って尾行します。

尾行の際は、距離が離れすぎると対象者を見失う可能性があり、近づきすぎると調査が発覚してしまうため、適切な距離感を保つことが重要です。

さらに、調査報告書を作成するために、要所要所で写真や動画の撮影も必要です。

徒歩で尾行する場合、数時間歩くこともあるため、テクニックだけでなく、集中力や迅速な判断力、そして体力も求められます。

自動車やバイクで尾行

浮気調査の対象者が車で移動する場合、探偵はバイクや調査用の車両を使用して尾行します。

対象者に気づかれないよう、また見失わないように相手の死角に入り込みながら追跡し、信号で止まらないようにスピードを調整する必要があります。

尾行中も交通ルールを守りつつ、写真や動画の撮影も行うため、優れた運転技術と経験が求められます。

探偵が浮気調査をする方法②:張り込み

浮気調査の対象者が一定時間どこかに留まる場合、探偵は外で張り込みをして様子を観察する必要があります。

例えば、職場や飲食店、ホテルなどで対象者が動きを止めている間、建物の外で待機します。

張り込み中は、長時間同じ場所に留まるため、不自然に見えない服装や動作に気をつける必要があります。

車の中で張り込む場合は、長時間駐車していても問題がない、または不自然でない場所を選び、通報されないよう注意することが重要です。

探偵が浮気調査をする方法③:聞き込み

聞き込み調査は、一般的に対象者がどのような人物であるか、その素性を調べる素行調査の一環として行われます。

ただし、聞き込みを行うことで対象者に探偵が調査していることを気づかれるリスクがあるため、慎重に実施する必要があります。

そのため、浮気調査では必ずしも行われるわけではありません。

中間報告

探偵による調査では、中間報告が行われることがほとんどです。

中間報告の内容は、浮気や不倫の証拠が得られた場合はその詳細、証拠が得られなかった場合は調査開始から報告までの行動について説明されます。調査の進行状況によっては、依頼者に協力を求められることもあります。

また、中間報告だけでなく、リアルタイムでこまめに報告してくれる探偵社もあります。

調査結果報告

浮気調査が完了すると、調査結果の報告と報告書の提出が行われます。

探偵社は浮気調査を開始してから、数日から数週間にわたって調査対象者を監視します。その期間中にパートナーの不貞行為が確認された場合、その証拠と共に調査結果が報告されます。

提出された報告書には必ず目を通すようにしてください。

しかし、内容によってはショックを受けることもあるでしょう。相手が浮気しているかどうかは調査結果が出るまでわからないため、心の準備をしておくことも大切です。

アフターフォロー

探偵社によっては、浮気調査後の手続きもサポートしてくれるところがあります。

弁護士と連携して離婚裁判や慰謝料請求の支援を行うこともあります。

また、依頼者の精神面のケアを重視する探偵社では、今後の人生に関する相談なども無料で提供しています。

浮気調査だけでなく、その後の対応も手厚い探偵社を選ぶと良いでしょう。

浮気調査の流れは事前準備によって変わる

浮気・不倫の調査は、依頼者から提供される調査対象者の事前情報によって内容が変わります。

事前情報が多い場合

浮気や不倫の調査では、依頼者から提供される調査対象者の情報が多いほど、探偵が効率的に調査を進められるため、調査項目が比較的少なくなります。

情報が豊富であれば、張り込みや尾行、撮影に要する時間も短縮されます。

事前情報が少ない(無い)場合

浮気や不倫の調査では、依頼者から提供される調査対象者の情報が少ない場合、探偵がすべての情報を調べなければならないため、調査項目が増えます。

情報が少ないと、張り込みや尾行、撮影に必要な時間が長くなり、その結果、調査全体の時間も延びてしまいます。

多くの探偵社では時間に応じた料金体系を採用しているため、できるだけ調査対象者の情報を揃えてから依頼することをおすすめします。

浮気調査を依頼する前にやっておきたい準備

本格的に浮気調査を行うなら、探偵の協力を得たほうが証拠を入手しやすくなりますが、ターゲットをよく知る依頼者だからこそ手に入れられる情報もあります。

そのため、依頼者の協力が重要であり、その努力が浮気調査の成功率を左右することも少なくありません。

探偵に依頼する際には、以下のような事前に準備をしておくと役立ちます。

一つずつ詳しく解説していきます。

パートナーの写真や基本情報を集めておく

探偵は調査のプロですが、対象者を一から調べるにはかなりの時間がかかります。

依頼者がパートナーの容姿がわかる写真、職場や行きつけの店などパートナーが頻繁に出入りする場所、知っている限りの交友関係などの情報を提供すれば、調査は格段に進めやすくなります。

調査にかかる時間を短縮できれば、その分費用も節約できるという依頼者のメリットもあります。

顔写真などはできるだけ最新のものを用意することで、対象者の見誤りや調査ミスを防ぎやすくなります。

車やバイクの情報を整理する

尾行を確実に成功させるためには、パートナーが車やバイクを利用する際の情報を探偵に伝えることが重要です。

例えば、車種やカラー、ナンバープレートなどの詳細な情報があれば、ターゲットの車両を特定するのが容易になります。

また、平日は公共交通機関を利用し、休日は自家用車で移動するなどの行動パターンがある場合は、それも探偵に伝えておくと良いでしょう。

浮気が疑われる日のスケジュールを把握する

パートナーの行動を一定期間記録しておくことで、ある程度の規則性を把握できるかもしれません。

特定の時間帯に返信が遅かったり連絡が取れなかったりする場合は、その時間帯を探偵に伝えると調査がスムーズに進みます。

調査対象者の行動範囲や浮気相手と会っている可能性のある曜日・時間帯について、できるだけ多くの情報を集めておきましょう。

調査日をある程度絞り込むことができれば、調査費用の節約にもつながります。

SNSの履歴や明細書を確認する

金銭の動きも浮気の疑いを明らかにするのに役立つことがあります。

クレジットカードでの支払いがある場合、ホテル代や二人分と思われる飲食代が履歴に残っている可能性があります。

最近ではウェブ明細が増えてきていますが、可能であれば紙の明細書も確認しておきましょう。怪しい出費に気づいたら、その記録を撮影して保存しておくことが重要です。

さらに、パートナーのSNSのやり取りを見ることができる場合、投稿された写真やコメントから浮気の証拠を得ることができるかもしれません。

インストールされているアプリによっては、スマートフォンにアクセスした履歴が残り、パートナーに無断で中身を見たことがバレるリスクがあるので注意が必要です。

スマホのセキュリティを無断で突破して中身を確認することは違法行為に該当し、たとえ夫婦であっても罪になります。

浮気調査報告書の3つの活用方法

調査報告書には、調査の詳細が時系列でまとめられ、どのような調査が行われたかが記載されています。

ここからは、浮気調査報告書の3つの活用方法をご紹介します。

1. 浮気(不倫)の事実を把握し、今後の判断を検討する

報告書は、浮気の事実を確認し、今後の対応を検討するために活用します。

浮気や不倫を知った瞬間に感情的になり、「浮気したなら別れる」と決断する人もいますが、そのような行動は後々不利になることがあります。

したがって、報告書を主観的・客観的に今後の判断材料として利用することが賢明です。

2. パートナーと話し合いをする

報告書は、配偶者や恋人との話し合いにも利用できます。

パートナーによっては、浮気の事実を示されることで改心することもあります。別れを決断するのはリスクが伴うため、冷静に話し合うための道具として報告書を活用しましょう。

3. 裁判や慰謝料請求の証拠として利用する

報告書は離婚の裁判や慰謝料請求の際の証拠としても役立ちます。

浮気に関する調査報告書があれば、離婚裁判や慰謝料請求の際に有利になります。

そのため、探偵事務所からもらった調査報告書は、裁判や慰謝料請求に備えて大切に保管しておきましょう。

まとめ

今回は浮気調査を探偵に依頼してから調査終了までの流れを紹介しました。

パートナーの浮気が疑われる場合、感情的にならず冷静に行動することが重要です。

満足のいく結果を得るためには、依頼までの流れや依頼後のプロセスを把握し、自分の意向に沿ってサポートしてくれる探偵社を選びましょう。

正しい浮気調査の手順を理解していれば、相手の不貞行為を明らかにする可能性も高まります。

焦らず計画的に進め、確実な結果を得るようにしましょう。

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