浮気を疑われ逆ギレする理由とは?適切な対処法について解説!

浮気を疑われ逆ギレする理由とは?適切な対処法について解説!

パートナーの浮気が発覚し、それを問い詰めた際に「逆ギレ」されるケースはよくあります。

浮気や不倫の事実がほぼ確実なのに、認めるどころか逆ギレする相手に悩む方も多いでしょう。

この記事では、浮気を問い詰められて逆ギレする人の心理とその対処法について解説します。

目次

浮気を問い詰めたら逆ギレされた|その心理とは?

浮気を認めて謝罪してもらうことで関係を修復したいと思っていても、相手が開き直る態度を取ると感情の整理が難しくなります。特に「逆ギレ」される場合は、喧嘩になり、関係が修復不可能になることもあります。

精神的に未熟な人は、本来向き合うべき自分の過ちを認めず、相手を攻撃しようとする傾向があります。

浮気の事実が明らかなのに、それを認めず「逆ギレ」する心理状態として、以下の点が挙げられます。

① プライドが高く、自分の非を認めたくない
② 自分だけが悪者になりたくない
③ 浮気が図星だから
④ 自分の立場の方が上だと思っている
⑤ 萎縮させて追求させないようにするため
⑥ 浮気への罪悪感がない
⑦ 本当に浮気の事実がない

一つずつ解説していきます。

①プライドが高く、自分の非を認めたくない

浮気がバレても開き直りや逆ギレする心理には、「プライドが高く、謝りたくない」という要素があります。

このような人は、普段から些細なことでも謝らない傾向があり、パートナーに対して高圧的な態度を取ることが多いです。

一度非を認めなかったことで、引き下がれなくなり、逆ギレが続く場合もあります。

怒りや恐怖で相手を支配し、そのまま話をうやむやにしようとすることもあるので話し合いを進める上で注意が必要です。

②自分だけが悪者になりたくない

浮気がバレたにもかかわらず開き直りや逆ギレする心理には、「自分だけが悪者になりたくない」という考えがあります。このような心理を抱く理由として、浮気の原因が自分だけにあるのではないと考える点が挙げられます。

「彼女が構ってくれなかったから悪い」「夫から愛情を感じなかったから浮気をした」といったように、相手のせいにすることで自分を正当化しようとするのです。

また、浮気調査で隠していた事実が明らかになると、自分のプライバシーが侵害されたと感じる場合もあります。浮気調査によってプライバシーを侵害してきた相手を責めることで、自分は悪くないと主張しようとするのです。

たとえ相手があなたの行為や態度に不満を持っていたとしても、それが不倫を正当化する理由にはなりません。

③浮気が図星だから

浮気や不倫が発覚した際に開き直る一番の理由は、事実を直視しているからです。

不倫がバレたことで内心焦り、どうにかして事態を誤魔化そうとしている可能性があります。この場合、言い訳が一貫せず、明らかに理不尽なことを言ってくることが多いです。

たとえ写真などの証拠がなくても、ごまかそうとしている行動自体が証拠のようなものなので、パートナーが浮気をしていることはほぼ間違いありません。

浮気を問い詰めた際に夫が逆ギレするのは、煙に巻こうとする行為だと考えてください。

④自分の立場の方が上だと思っている

浮気がバレても開き直りや逆ギレする心理には、パートナーが「自分の立場が相手よりも上だ」と思っていることがあります。

例えば、夫が妻よりも発言権が強い場合や、妻が専業主婦で経済的に離婚が難しいと考えている場合などです。

このような力関係があると、夫は「妻を言い負かせば浮気も許される」と考えている可能性があります。

パートナーにモラハラの傾向がある場合は、第三者を交えて話し合いをするのも有効な手段です。

⑤萎縮させて追求させないようにするため

これは特に男性に多いケースです。高圧的な男性の中には、女性を黙らせるために声を大きくして逆ギレする場合があります。

逆ギレされた側は恐怖を感じて萎縮してしまいます。これを狙って、浮気を追及されないために逆ギレしている可能性があります。

逆ギレによってあなたを委縮させ、それ以上浮気について追及させないように壁を作っているのです

「言葉では不利だから態度で相手を圧倒したい」という心理が働いており、逆ギレで浮気をごまかそうとしているため、パートナーが浮気していることはほぼ間違いないでしょう。

少しでも相手が動揺したところで、その場から立ち去ろうとするケースもあります。

⑥浮気への罪悪感がない

浮気を問い詰められた際に逆ギレする心理背景には、罪悪感の欠如が考えられます。

例えば、「本気ではなく遊びの浮気だったから問題ない」「周囲も浮気をしているので自分がしても問題ない」といった感覚を持っているため、自分の行為に罪悪感を感じていない場合があります。

そのため、なぜ相手が怒っているのか、なぜ自分が責められるのかが理解できず、自分を正当化するために逆ギレしている可能性があります。

過去にあなたから浮気を許された経験があり、今回も許されると思って罪悪感を抱いていない場合もあります。

⑦本当に浮気の事実がない

浮気を疑われる行動があったとしても、実際には浮気をしていない場合もあります。

疑われている側がどれだけ真摯に対応しようとしても、相手が信用してくれなければどうしようもありません。日々の疲れやストレスが重なると、その結果、怒りの感情に変わり、最終的に逆ギレという態度を取ってしまうこともあります。

浮気をしているかどうかを見極めるためには、問い詰めた際の反応に注目し、最初から攻撃的な態度で話し合いを始めないようにしましょう。

社会で生活していく中で、浮気を疑われても仕方がない状況が生まれることがあるという点も考慮する必要があります。

浮気を問い詰めた時の怪しい反応

パートナーに浮気を問い詰めた際に返ってくる反応には、いくつかのパターンがあります。

以下のようなパターンを把握しておくことで、相手の考えや意図を理解しやすくなり、浮気の事実を確認したり、話し合いを有利に進めたりするのに役立ちます。

質問の答えが出ない・あやふやである

浮気をしていない場合、すぐに答えられるような質問に対してスムーズに返答できない場合は、浮気の疑いがあります。

浮気をしている人は「その場をしのぐこと」が優先事項となるため、質問に対して正直に答えることよりも、都合の悪い部分を嘘やはぐらかしで乗り越えようとします。その結果、矛盾だらけの回答になることも珍しくありません。

また、質問に対して「なんでそんなことを聞くの?」と質問で返したり、不機嫌な態度を示したりする場合も、浮気を疑ってよいでしょう。

視線が泳ぐ

言い訳を考えたり、しらばっくれようとしたりする人を見破る際に注目すべきは「目の動き」です。「目が泳ぐ」という言葉が示すように、動揺している人の共通の特徴として、視線が定まらなくなることがあります。

言葉に自信がないため、堂々と振る舞えなくなっているのです。

「浮気がバレるかもしれない」という不安は態度に現れるので、ささいなサインも見逃さないようにしましょう。

口数が増える

浮気を問い詰めた際に、口数が増えるタイプの人もいます。相手をなんとか言いくるめようとして、かえって饒舌になるのです。

このような場合、相手はその場をなんとかやり過ごそうとしている可能性が高いです。

相手のペースにのまれないように、言い逃れできない確固たる証拠を持っておくことが重要です。

浮気から話題を変えようとする

基本的に浮気を疑われた人は、不利な立場になりたくないと思っています。そのため、浮気の話題が出た時点で、その場や雰囲気から早く逃れたいと考えます。

その方法の一つとして、話題を変えることがあります。浮気を疑われたことでパニックになったり、自尊心が傷つけられたりすると、浮気の事実から別の話題に視点を移して自分を守り、優位に立とうとすることがあります。

予期せぬタイミングで浮気の話題を持ち出せば、やましい思いを抱えている相手は不自然な反応を示すかもしれません。

浮気の事実を認めさせるには事前準備が大切!

相手に浮気の疑いがあっても、準備なしに問い詰めると、話をはぐらかされたり逆ギレされたりして、かえって不利な立場に立たされる可能性があります。

ここでは、浮気を問い詰める前に準備すべきことについて解説します。

今後パートナーとの関係をどうしたいのか考えておく

浮気が事実であった場合、その後の夫婦関係をどうしたいのか、事前に自分の意思を固めておくことが重要です。

「今後どうしたいのか」を決めずにパートナーの浮気を問い詰めても、関係が悪化したり、相手に言いくるめられたりして根本的な解決に至らない恐れがあります。

二度と浮気をしないよう相手に誓わせて関係を修復するのか、それとも離婚を選び慰謝料を請求するのか、選択肢はいくつかあります。

意思を決めるのは辛く、容易なことではありませんが、相手に逆ギレされて言いくるめられないようにするためにも重要です。

言い逃れできない証拠を用意しておく

明確な証拠がないまま相手を問い詰めても、嘘をつかれたり逆ギレされたりして、その場をはぐらかされる可能性があります。相手に浮気を問い詰める際には、確固たる証拠が重要です。

また、慰謝料を請求したい場合にも浮気を証明する必要があります。

いずれにしても、パートナーの浮気を解決するためには、まず確実な証拠を得ることが必要です。

問い詰める前にシュミレーションをしておく

パートナーに逆ギレされると、言いたかったことを忘れたり、相手の勢いに押されてしまうことがあります。そうした事態を避けるために、事前に会話のシミュレーションをしておきましょう。

例えば、わざと相手が言い逃れできるような隙を作っておき、後で逃げ道を封じる証拠を提示することで、浮気を認めざるを得なくさせる方法があります。

証拠を出すタイミングや相手が言いそうな言い訳などをあらかじめシミュレーションしておくことで、話し合いを有利に進めることができます。

逆ギレするパートナーへの適切な浮気の問い詰め方

浮気がバレているのに開き直りや逆ギレされて言い負かされてしまうと、相手は浮気を繰り返し、今後の関係に悪影響を及ぼす可能性があります。

パートナーに逆ギレされた場合には、次のような対応を取りましょう。

感情的にならず、冷静に対応する

パートナーの浮気が発覚した場合、ショックを受けて気持ちが落ち込むのは当然です。しかし、浮気を問い詰める際には、冷静さを保ち、取り乱さずに話し合いを進めることが重要です。

突然浮気を問いただされた相手は、大きく動揺して逆ギレするかもしれませんが、こちらが声を荒げてしまうと解決にはなりません。

解決を目指すなら、ぐっと堪えて言い返さず、冷静に対応することが大切です。

証拠を提示して浮気を認めさせる

浮気の決定的な証拠を手に入れれば、相手を反論さえもできない立場に追い込むことができます。

デート現場の写真、否定しようのない音声データ、明確な恋愛関係が読み取れるメールの画像などを提示すれば、相手も浮気を認めざるを得ません。

また、不倫相手が特定できている場合は、証拠を提示して不倫相手に話をするのも一つの方法です。不倫相手が不倫を自白すれば、その自白が不倫の証拠となります。

話し合い内容を録音する

話し合いの内容を録音することで、逆ギレを防ぐことができます。万が一逆ギレされた場合でも、その録音が証拠となります。

相手が拒否する可能性がある場合は内緒で録音しても良いですが、できるだけ了承を得て録音しましょう。

その際には、「後で話し合いで ‘言った’ ‘言わない’ で争わないように、話し合いの内容を録音しよう」と、お互いのためであることを伝えると良いでしょう。

第三者を入れて話し合う

相手の逆ギレが収まらず、冷静に二人で話し合える状況にならない場合は、第三者を交えて話し合うことも一つの方法です。

第三者が同席している方が、二人きりで話すよりも冷静に話し合うことができます。

おすすめの同席者

友人・上司・同僚・カウンセラー・弁護士

一旦相手と距離を置く

お互いに冷静さを保てないと判断した場合は、一度距離を置き、冷却期間を設けるようにしましょう。相手の逆ギレも長続きはしないため、時間が経てば落ち着いて話し合えるようになる可能性があります。

近くにいると怒りが再燃することもあるので、夫婦の場合は一時的に別居するのも良いかもしれません。

ただし、距離を置くのは冷静に話し合うための手段であることを忘れてはいけません。相手と離れている間も、今後どうするかをじっくり考えておくことが大切です。

浮気相手に慰謝料を請求する

夫婦の場合、パートナーが不倫を認めず、慰謝料の支払いを断固拒否している場合には、不倫相手が特定できているならば、その相手に慰謝料を請求しましょう。

離婚するかどうかに関わらず、浮気相手に対して慰謝料を請求することができます。

浮気相手に慰謝料を請求することで、パートナーや浮気相手に対する恨みや怒りに一定の区切りをつけることができます。

浮気を問い詰める時に注意する3つのポイント

浮気をしたうえに問い詰められて逆ギレするのは明らかに相手が悪いですが、問い詰め方に問題がある場合も少なくありません。

問題を解決に導くために、問い詰める際に注意すべきポイントについて解説します。

1、一方的に問い詰めない

パートナーの浮気が発覚した場合、当然相手を責めたくなる気持ちもありますが、一方的に問い詰めるのは賢明ではありません。相手が感情的になっているときに一方的に問い詰めると、状況が悪化する恐れがあります。

浮気を問い詰める際に重要なのは、今後のことについて建設的な話し合いを深めることです。

特に関係の修復を望む場合は、相手の言葉にも耳を傾ける必要があります。

2、逆ギレされても問題解決まで怯まない

浮気を問い詰めた際に、相手が冷静さを失って逆ギレすることがあるかもしれません。

このとき、パートナーの逆ギレにひるんで黙り込んでしまうと、相手は「脅しさえすればなんとかなる」と思い、都合の悪い部分を誤魔化そうとします。

重要なのは問題を解決することですので、冷静に対応し、会話の主導権を保ち続けることが大切です。

3、証拠がない状態で問い詰めない

最も良くないのは、証拠がない状態で相手を問い詰めることです。証拠収集を行わずに直感的に責めるのは避けるようにしましょう。

また、具体的な証拠があっても、その場で提示できない限り言い逃れされる恐れがあります。

「浮気相手とのLINEを見た」「浮気相手と一緒にいるのを見た」など、今この場で示せないものは浮気の証拠として不十分です。

証拠をすぐに見せられるように準備を整えてから臨みましょう。

円満に話し合うためには、「証拠集め」が重要!

これまで説明した通り、パートナーを逆ギレさせずに浮気を問い詰め、問題解決に向けて話し合うためには、何よりも浮気の証拠を掴んでおくことが重要です。さらに、浮気の事実を認めさせるためには言い逃れができないような決定的な証拠である必要があります。

どうしても証拠が見つからない場合は、探偵に依頼することも検討しましょう。

探偵は浮気調査のプロであり、探偵業法に基づいた合法的な調査を行い、報告書として結果をまとめてくれます。自分では調査できない場所や時間に行動でき、面識のない人物の前では相手も警戒心が薄れる可能性が高いです。

特に、離婚や慰謝料の請求を考えている場合は、探偵への調査依頼を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、浮気を疑われた際の逆ギレする心理やその対処法について解説しました。

浮気を問い詰めるのは辛いことですが、大切なのは冷静に今後についての話し合いを進めることです。

そのためには、相手に嘘を突き通されたり、はぐらかされたりしないよう、明確な証拠を確保しておくことが重要です。

浮気調査のプロである探偵に依頼するなどして、パートナーが言い逃れできないように準備しましょう。

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