「パートナーが社内不倫をしているかもしれない」
「会社内で社内不倫の噂を耳にした」
と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
職場は異性と毎日顔を合わせ、長い時間を共に過ごす場所であるため、不倫関係に発展しやすい環境と言えます。
そこで今回は、パートナーの社内不倫を見破る方法や、不倫が始まるきっかけ、不倫が発覚した場合の対処法について解説します。
不倫は職場で起こりやすい
社内の人間関係を見てみると、意外にも多くの人が同僚の社内不倫の噂を耳にしたり、実際に目撃したことがあると言います。
実際、職場という閉鎖的な環境は浮気や不倫が起こりやすい場所です。
独身の男女ならともかく、なぜ既婚者が、しかも職場でそのような事態に陥るのでしょうか。社内不倫が起きやすい環境について、少し考えてみましょう。
・一緒にいる時間が長い
・人としての魅力を感じやすい
・好意を感じたら2人きりになりやすい
一緒にいる時間が長い
企業で働く場合、同僚と過ごす時間は家族よりも長くなることがほとんどです。残業を含めると、一日の大部分を一緒に過ごすため、心理的にも親しくなりやすいのです。
また、家族には理解してもらえない仕事の悩みを相談するうちに、お互いに愚痴を言い合っている間に好きになってしまうことも少なくありません。
「性格を知り尽くしているからこそ浮気や不倫がしやすい」という意見もあります。
人としての魅力を感じやすい
「自分がミスした時に守ってくれた」「課を率いる姿がカッコよかった」といった姿に魅力を感じ、既婚者と分かっていても浮気や不倫が始まってしまうこともあるようです。
社内で一緒に仕事をしていると、その人の様々な面を目にすることになります。
かなりの時間を一緒に過ごすため、周りの同僚に人間的な魅力を感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。
好意を感じたら2人きりになりやすい
社内で好意を感じた相手にアプローチしやすいことも、浮気や不倫が始まりやすい理由の一つです。
悩み事があると相談することで自然に二人で食事をする機会が増え、業務が重なっていれば日中はもちろん、残業時に二人きりになることもあります。
熱烈なアプローチを受けると断りきれない人も多く、次第に親密な関係になってしまうことがよくあります。
社内不倫している人の特徴
では、職場で不倫をしてしまうのはどのような人なのでしょうか?
実際にはいくつかの特徴があります。
ここでは、男女別および共通の特徴をそれぞれご紹介します。
男性の場合
「夫婦関係が上手くいっていない」「役職が高い」「仕事が順調」という点が、社内で浮気・不倫をしやすい男性の特徴としてよく挙げられます。
高い役職に就いていると、人から注意されたり怒られることが少なく、「浮気や不倫をしてもバレない」「バレても誰も何も言えない」という自信を持ちやすくなります。
また、仕事でのモチベーションを保つために浮気に走る人もいます。
さらに、ホテル代や食事代、不倫相手へのプレゼントなど、男性が費用を負担することが多いでしょう。不倫にはお金がかかるため、経済的に余裕がある必要があります。
経済的に余裕がある男性は女性から「素敵だな」と思われやすく、不倫に発展しやすいと言えます。
女性の場合
「家庭に安定感があり刺激が少ない」「地味で男性経験が少ない」「自分を卑下しがち」「同性の友人が少ない」といった点が、社内で浮気や不倫をしやすい女性の典型的な特徴です。
自分に自信がない女性ほど浮気しやすい傾向があり、浮気や不倫をすることで「既婚でも女性として魅力的である」という自信を得てしまい、関係を続けてしまうことが多いのです。
また、「誰かの役に立ちたい」「必要とされたい」といった承認欲求が強い女性は、自分を認めてくれる人が現れると幸福感を感じやすく、その後恋愛感情へと発展しやすいです。
男女共に共通する特徴
「押しに弱い」「流されやすい」「八方美人」といった性格の人は、男女問わず社内で浮気や不倫をしやすいです。
強引に迫られたり「一度だけでいいから」と言われると、つい流されて関係を持ってしまう可能性があります。
また、飲み会やお酒が好きな人も酔った勢いで浮気をしがちです。
周囲から「お酒が入ると人格が変わる」「酔うと気持ちが大きくなる」と言われている人は、会社の飲み会などがきっかけで異性と関係を持ってしまうかもしれません。
パートナーの社内不倫を見破る7つの方法
浮気をしている場合、日常生活に変化が現れることが多いです。
ここでは、パートナーが社内不倫をしている疑いがあるときに見破る方法を7つご紹介します。
①会社や仕事の話をしてみる
②給与明細をチェックする
③残業や休日出勤、出張等が以前と変化がないか確認する
④レシートやクレジットカードの明細をチェックする
⑤服装や身に着けるもの、化粧などの変化を確認する
⑥車内やカーナビを確認する
⑦探偵に依頼する
①会社や仕事の話をしてみる
社内不倫を見破るために、以下のような質問をしてみると良いでしょう。
・今はどの部署でどんな仕事をしているの?
・この前一緒にいた女性は誰?
・家でも職場の人とやり取りするほど忙しいの?
その場しのぎの嘘をつくと、時間を空けて同じ質問をした際に違う答えが返ってくることがあります。
職場の話をする場合、判断力や思考力が低下しやすいお酒を飲んでいるタイミングが最適です。
また、職場の話を持ち出した途端に機嫌が悪くなる場合も、何かを隠している可能性があります。
②給与明細をチェックする
不倫をしている場合、不倫相手と過ごす時間を確保するために「残業」や「休日出勤」といった言い訳がよく使われます。仕事を理由にすると外出がしやすくなり、不倫相手が同じ職場であれば、一緒にいるのが見つかっても言い訳がしやすくなるのです。
実際に残業や休日出勤をしているかどうかは、給与明細を確認することである程度わかります。
もしパートナーの話では以前より明らかに残業や休日出勤が増えているのに、手取り額にあまり変化がないのであれば、実際には残業や休日出勤をしていない可能性があります。
③残業や休日出勤、出張等が以前と変化がないか確認する
パートナーが不倫相手と密会していないか確認するために、帰宅時間や休日出勤をできる限り毎日チェックしましょう。特定の曜日だけ残業している場合は、仕事終わりに密会している可能性があります。
上記の給与明細と一緒に確認することで、浮気を証明するための資料になり得ます。
また、不倫相手のスケジュールがわかる場合、パートナーが同じタイミングで残業や休日出勤をしているなら、不倫の可能性が高いといえます。
④レシートやクレジットカードの明細をチェックする
パートナーのレシートやクレジットカードの利用明細をチェックし、明らかにこれまでとは違った出費があれば不倫の可能性が高いと言えます。
クレジットカードの利用明細に普段行かないような飲食店の履歴があったり、通帳の残高が減っている場合、不倫相手とのデートに使われている可能性があります。
また、パートナーの好みに合わないものを購入している場合、それが不倫相手へのプレゼントや投資である可能性も考えられます。
⑤服装や身に着けるもの、化粧などの変化を確認する
「特にきっかけもないのにパートナーの服のセンスが変わった」「プレゼントした覚えのないおしゃれなアイテムを身につけている」 このような場合、浮気相手の影響を受けている可能性があります。
人は好きな異性ができると、身なりを整えたり、持ち物を相手の好みに合わせたりする傾向があります。
特定のアイテムがパートナーの趣味とは異なるものに変わった場合、それが浮気相手からのプレゼントである可能性があります。
⑥車内やカーナビを確認する
浮気をしている場合、人目を避けるために車を使うことが多いでしょう。
車内に見慣れない物がないか、座席の位置や背もたれの角度が変わっていないか、カーナビの履歴に不審な点がないかを確認してみてください。
また、ドライブレコーダーには車内の映像や音声が記録されている可能性があるので、設置している場合は確認すると良いでしょう。
⑦探偵に依頼する
社内不倫を見破る最も効果的な方法は、探偵に依頼することです。
探偵はプロの調査員であり、専門的な技術を使って不倫の証拠を収集することができます。
慰謝料の請求や離婚交渉を有利に進めたい場合、パートナーと不倫相手の間に肉体関係があったことを示す証拠が必要です。探偵は法律に則って調査を行い、作成した調査報告書は不倫の証拠として認められます。
また、アフターサポートなどのケアも充実しているため、自分で調査を行うよりも精神的なダメージは少なくて済むでしょう。
ただし、探偵に依頼するには相応の費用がかかるため、事前に探偵社を比較検討するなどの準備が必要です。
職場で不倫が始まるケースとは
そもそも、職場で不倫関係が始まるきっかけはどのようなものでしょうか?
職場は異性と過ごす時間が長く、共通の話題が多いため、不倫に発展しやすい場所です。
ここでは、社内不倫が始まる主なケースをご紹介します。
飲み会で親密になる
会社内でチームや同じ部署のメンバーと飲み会が開かれることはよくあります。
飲み会は普段話せない職場の人と交流できる機会であり、仕事とプライベートのギャップに惹かれることもあります。職場は仕事を通じて深いコミュニケーションや密接な関係が生まれやすいため、不倫の温床になりやすいのです。
そのため、飲み会での会話がきっかけで意気投合し、職場の同僚を異性として意識してしまい、不倫に発展することも少なくありません。
同じ配属先・プロジェクトで意気投合した
同じ配属先で仕事を教え合ったり、日常的に会話を交わすうちに仲が深まるパターンです。
同じプロジェクトを担当することで、良い結果を出そうという共通の意識が芽生え、一緒にいる時間が増えます。
次第に一体感が生まれることでお互いに魅力を感じ始め、異性として意識するようになり、不倫に発展することがあります。
悩み相談で親密になった
悩みを相談したり受けたりする際には、二人きりになることが多く、会話を重ねるうちに親しくなるのは自然なことです。
相談を受けた側は相手を助けたいと思い、相談した側は頼りになる、信頼できると感じることで、恋愛に発展することも少なくありません。
また、仕事に関する相談や悩みは同じ職場の人しか理解できないため、職場の人に話す方が共感を得やすくなります。
このように、仕事の悩みを職場の人に相談するからこそ、より親密な関係となり、社内不倫に発展しやすいのだと言えます。
残業で2人きりになる機会が多い
二人きりの残業は、不倫が始まる典型的なきっかけの一つです。遅くまでの共同作業は、他の同僚や上司がいないプライベートな環境を作り出し、自然と個人的な会話や共感が生まれる機会が増えます。
また、二人きりで残業をすることで、普段とは違う社内の雰囲気にドキドキし、何かが起こるのではないかという期待感が高まることもあります。
こうした状況が、職場内での不倫関係が発生するきっかけになるのです。
出張や社員旅行で共に行動した
泊りがけの出張や社員旅行も、不倫に発展しやすいきっかけとなります。
出張では現地でも常にペアで行動する必要があり、協力しながら業務に取り組むうちに特別な感情が芽生えることがあります。
また、社員旅行といった会社のイベントでは、自然に異性と出かける機会が増え、既婚者にとっては日常とは異なる刺激を受けることになります。
いずれも長時間の移動や共同の活動を通じてプライベートな話題を共有したり、普段見せない一面を見たりすることで、恋愛感情が芽生えることがあります。
特に、夜遅くまでの交流や共同の宿泊環境は、お酒の力も加わり、職場外での親密な関係を築くのに十分なきっかけとなることがあるのです。
相手からアプローチされた
恋愛において、押しに弱い人は少なからずいるのではないでしょうか。
たとえあなたのパートナーにその気がなくても、熱烈なアプローチを繰り返されるうちに恋愛感情が芽生え、結果的に社内不倫に発展するケースがあります。
「職場の上司の誘いを断りきれずに不倫関係になってしまった」「食事だけのつもりで誘いを受けたら、好きになって不倫してしまった」といったことも起こりえます。
相手からの強いアプローチに押されて不倫に陥ってしまう人は少なくないでしょう。
社内不倫がわかった場合の対処法
ここからは、パートナーの社内不倫が明らかになった時の対処法を解説します。
1. 離婚する
2. 慰謝料を請求する
3. 関係を修復する
4. 探偵に詳細な調査を依頼する
1. 離婚する
職場での不倫が発覚した場合、夫婦関係は悪化することが多く、離婚を選ぶ人も少なくありません。
ただし、離婚は子供を含む家族全体に影響を及ぼすため、慎重な検討が必要です。
話し合いがうまく進まず、調停や裁判に発展することもあるため、離婚の意思が明確な場合は、有利な証拠を事前に集めておくことが重要です。
2. 慰謝料を請求する
慰謝料請求は、相手に「不貞行為を犯した」という罪の意識を持たせるため、浮気や不倫に対する最も効果的な制裁方法と言えます。
離婚しない場合でも、不貞行為に対する慰謝料はパートナーとその不倫相手の両方に請求できます。
慰謝料とは、精神的苦痛や心身の疲れ、信頼関係の崩壊などの損害に対する賠償金です。
慰謝料の請求は、訴訟手続きを通じて行う場合もあれば、示談で解決する場合もあります。
3. 関係を修復する
パートナーが浮気を深く反省し、夫婦生活を続けることができると判断した場合、離婚せずに関係を再構築する選択肢もあります。
しかし、慰謝料を請求しない場合、再度浮気が発生する可能性があるため注意が必要です。
離婚しない場合でも、「浮気相手と今後連絡を取らない」「再度浮気をした場合は離婚する」といった約束事を誓約書として残すことをお勧めします。これにより、浮気の再発を防ぐ効果が期待できます。
4. 探偵に詳細な調査を依頼する
パートナーが不倫している場合、あなたや職場の人に気づかれないように不倫相手との関係を密かに続けている可能性が高いです。
もし、一人でパートナーの社内不倫を見つけるのが難しいと感じるなら、浮気調査のプロである探偵に依頼することをお勧めします。
探偵に依頼すれば、調査がバレる心配もなく、効率的に確実な証拠を入手することができます。
自力で調査を試みたい方や、探偵を雇うことにためらいがある方もいるかもしれませんが、まずは「パートナーが浮気をしている」という事実を認めさせるために確実な証拠をつかむことが重要です。
社内不倫が発覚した場合の会社の対応
社内で浮気や不倫が発覚すると、当事者が同じ職場にいるため、何らかの罰則が避けられないことが多いです。
プライベートな問題であっても、職場の雰囲気を壊したり、業務に支障が出ている場合には、信頼問題にも発展する可能性があります。
社内不倫が会社に知られた場合、会社の対応として以下のものが考えられます。
・口頭注意
・出勤停止
・降格・異動
・減給
・懲戒解雇
会社の対応は、社内不倫が会社に与えた損害や会社の方針によって異なります。最も軽い場合は口頭注意で済むこともありますが、減給や左遷、最悪の場合は懲戒解雇になることもあります。
また、就業規則に定められていない場合は会社からの処罰を受けないケースもありますが、信頼回復には時間がかかるため、自然と当事者のどちらか、または両者ともに自主退職することが多いです。
パートナーの社内不倫が疑わしい時には探偵に相談しよう
パートナーの不倫の事実を明らかにしたい場合、探偵に調査を依頼することが最も効果的な手段です。探偵に依頼するメリットとして、以下の点が挙げられます。
プロに調査してもらえるため証拠が集めやすい
探偵社の調査報告書は不倫の証拠として認められる
プライバシーの侵害などで配偶者や不倫相手から訴えられるリスクを減らせる
第三者に調査してもらうことでパートナーから不審に思われない
調査段階から不倫発覚後の裁判や交渉の準備を整えられる
パートナーは社内不倫の事実を隠そうと警戒心が通常よりも強くなっている可能性があります。そのため、顔が知られていない調査員による浮気調査であれば、自身で行う調査に比べてパートナーにバレる可能性は低くなります。
探偵社への依頼を検討する際は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。評判や実績、費用を比較し、無料相談を利用して自分の状況に適したサービスを提供しているか確認しましょう。
また、探偵に依頼する際には費用が気になるところでしょう。浮気調査の費用は期間が長くなるほど高くなるため、できるだけ事前に情報を集めてから依頼することをおすすめします。
まとめ
今回は、社内不倫を見破る方法や不倫が始まるきっかけについて紹介しました。
「家族のために一生懸命働いてくれている」と思っていたパートナーが、実は残業を口実に職場の浮気相手と密会していたとしたら、そのショックは計り知れないでしょう。
既婚者が同じ職場で働く異性と関係を持つことは、許されざる行為です。
1人で抱え込まず、まずはパートナーの様子を観察し、浮気調査が必要かどうかを探偵に相談してみてはいかがでしょうか。