パートナーが浮気しているかもしれないと感じたとき、浮気の証拠として浮気相手とのやり取りが気になる方も多いでしょう。
最近では、メールだけでなく、さまざまなアプリが浮気の連絡手段として利用されています。
この記事では、浮気相手とのコミュニケーションや出会いに使用されるアプリについて解説していきます。
浮気相手との連絡手段として使われるアプリ9選
近年では、アプリを通じた男女の出会いが活発になっており、中にはパートナーに内緒で浮気用のアカウントを持つ人も少なくありません。
浮気をする人は、浮気相手とのコミュニケーションにどのようなアプリを使っているのでしょうか?
いくつかの代表的なアプリをご紹介します。
① LINE(ライン)
② Kakao Talk(カカオトーク)
③ Viber(バイバー)
④ WhatsApp(ワッツアップ)
⑤ Snapchat(スナップチャット)
⑥ Skype(スカイプ)
⑦ Chatwork(チャットワーク)
⑧ Slack(スラック)
⑨ teleglam(テレグラム)
① LINE(ライン)
多くの人が定番のコミュニケーションアプリとして利用しているLINE。
チャット機能だけでなく、ビデオ通話やアルバム共有なども備えており、連絡手段として非常に便利です。
さらに、LINEでは表示名を自由に変更できるため、浮気相手とのやり取りを友人や仕事の連絡と偽って使用される場合もあります。
② Kakao Talk(カカオトーク)
LINEは日常的に使われるSNSであるため、警戒心からLINEでのやり取りを避ける人も少なくありません。
そのような場合によく利用されるのがカカオトークです。
カカオトークにはメッセージのやり取りをする相手を探す掲示板があり、不倫相手を見つけるために利用する人も一定数存在します。
③ Viber(バイバー)
Viberは、チャットや通話、短い動画の送受信ができるツールで、一定期間で消えるメッセージの送信も可能です。
また、「既読」を表示させない機能も備えているため、コミュニケーションの証拠が残りにくく、浮気に利用されやすいアプリとなっています。
④ WhatsApp(ワッツアップ)
ヨーロッパやアメリカで利用率が高いメッセンジャーアプリ「WhatsApp」。
スマホにダウンロードすると自動的に電話帳のデータが同期され、すぐに使い始めることができます。
番号を交換している相手とは簡単にやり取りが可能です。
⑤ Snapchat(スナップチャット)
Snapchatは、数秒で消える写真や動画をチャットで送り合えるアプリです。
写真にエフェクトを簡単に加えることもできます。
送った画像が10秒以内に消える設定ができるため、残したくないやり取りを送信するのに適しています。
⑥ Skype(スカイプ)
企業内チャットとして広く利用される「Skype」。ビデオ通話や音声通話が可能です。
また、複数アカウントの使い分けが可能で、1台のパソコンで2つのアカウントを同時に利用することもできます。
デフォルト設定では、相手が現在アクティブかどうかも確認できます。そのため、“仕事感”が強いアプリケーションなので、浮気がバレにくいと感じて使用する人もいます。
⑦ Chatwork(チャットワーク)
「ChatWork」は主に仕事で使われるチャットツールです。
一見、浮気とは無関係なアプリに思えますが、浮気相手との連絡手段として利用する人も少なくありません。
「ChatWork」はタスク管理機能を備えているため、スケジュール帳に書きにくい相手との予定もそこで決めることができます。
さらに、動画や写真の共有も可能なので、浮気をしている人にとっては便利なアプリと言えるでしょう。
⑧ Slack(スラック)
IT系企業で人気の「Slack」は、クールなデザインとスマホでの使いやすさが特徴です。
SkypeやChatWorkよりもユーザー数がやや少なく、日本ではあまり知られていないため、バレにくい点もポイントです。
さらに、SlackはSkypeやGoogleカレンダー、SNSなど、300近くのアプリと連携させることができます。
⑨ teleglam(テレグラム)
Telegramは非常に高い秘匿性を誇るコミュニケーションツールで、やり取りの内容は開発者ですら見ることができないと言われています。
メッセージが一定時間後に自動で消去される設定ができ、スクリーンショットも撮れないため、証拠を残さずに浮気相手と連絡することが可能です。
SNSのダイレクトメール(DM)での連絡
若い世代に大人気のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。多くの有名SNSではDM(ダイレクトメッセージ)が可能で、特定のアカウントに直接メッセージを送ることができます。
ここでは、特に押さえておきたい3つの主要なSNSをご紹介します。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は匿名で利用できるため、浮気に使われることが多いSNSです。
特に多いのは、裏アカウント(裏垢)を使って浮気相手とつながるケースです。裏アカウントの使い方はさまざまで、趣味の情報収集や愚痴を書き込むために利用する人もいます。
しかし、注意が必要なのは出会いを目的とした裏アカウントです。
特定の相手と繋がり、DMでやりとりを繰り返し、浮気に発展するケースが近年増加しています。
Instagramは写真を投稿するSNSです。
以前は若い女性を中心に人気がありましたが、最近では50代以上のユーザーも増え、男性の利用も全体の30%以上に達しています。
Instagramは同じ趣味の人と出会いやすいSNSであり、特定の相手とDMでやりとりすることができます。また、音声通話も可能で、出会いや浮気を目的として利用するケースも増加しています。
X(旧Twitter)と同様に、匿名でアカウントを作成できる点も、このような利用を促進していると言えるでしょう。
Facebookは実名で登録するSNSのため、浮気用SNSとしての利便性は他の2つよりも劣ります。
しかし、居住地や職場、卒業した学校などの情報を掲載できるため、過去に知り合った人と繋がりやすいという特徴があります。そのため注意が必要です。
FacebookにもDM機能があり、LINEなどの連絡先を知らなくてもやりとりが可能です。
スマホでは「Messenger」アプリをインストールすることで、簡単にDMを送ることができます。
注意すべきマッチングアプリ
浮気相手との出会いやコミュニケーションに利用される可能性のあるマッチングアプリにはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、パートナーのスマホにインストールされていたら注意が必要なアプリを4つご紹介します。
① Tapple(タップル)
② Omiai(オミアイ)
③ Japan Cupid(ジャパンキューピッド)
④ Pairs(ペアーズ)
① Tapple(タップル)
タップルは、デート相手や気軽な友達探しができるマッチングアプリです。
特に20代の登録者が多く、若い世代の出会いに向いています。デートプランや趣味のタグを通じて共通点のある相手を探すことができます。
また、即日でデートプランに合わせて出かけることも可能なアプリなので、パートナーが利用していたら注意が必要です。
② Omiai(オミアイ)
Omiaiは、20〜40代の男女に利用されるマッチングアプリです。
「恋活・婚活マッチングアプリ」として、安全に利用できる仕組みが整っており、真剣な出会いを求める人に適しています。
無料で公開範囲を設定したり、Facebookの友人を除外することができるため、身バレの可能性を低く抑えて利用できるのが特徴です。
③ Japan Cupid(ジャパンキューピッド)
Japan Cupidは、日本人と出会いたい海外の男女と日本人をマッチングするアプリです。
登録者の多くは海外在住者です。気軽な関係から真剣な出会いまで、さまざまな目的で登録している人がいます。
日本在住の外国人との出会いやデートも可能なため、注意が必要です。
④ Pairs(ペアーズ)
ペアーズ(Pairs)は、独身の男女が恋人を探すために利用するマッチングアプリで、1,000万人以上のユーザーが登録している国内最大級のマッチングアプリです。
しかし、中には既婚でありながら浮気や不倫を目的に利用している人もいます。
もしパートナーのスマホにペアーズがインストールされている場合、高い確率で浮気願望がある、もしくはすでに浮気している可能性が考えられます。
相手のスマホにこんなアプリが入っていたら要注意!浮気を隠蔽できるアプリ
これから紹介するアプリがパートナーのスマホの中にある場合、「浮気を隠蔽するため」に入れられたものである可能性があります。
メッセージが自動的に消えるチャットアプリ
LINEのようにチャット履歴が残らず、時間が経つとメッセージが消えるチャットアプリとして、「TonTon」「Snapchat」などがあります。
わざわざ履歴が消えるアプリを使っている場合、浮気をしている可能性が非常に高いと考えられます。
あらゆる履歴を消すアプリ
ボタンを押すだけで、通話履歴やWeb閲覧履歴などあらゆる履歴を削除できるアプリがあります。
通常、スマホを使っていて履歴を消したい場面はあまりありません。履歴を消したいということは、何か隠したいことがある可能性が高いです。
「履歴消しゴム」「OPTIMIZER」「かんたん!履歴クリーン」などのアプリがインストールされていたら要注意です。
画像データなどをこっそり隠すアプリ
秘密にしておきたい画像をこっそり隠せるアプリも存在します。
見た目は電卓のようですが、電卓画面に秘密のパスワードを入力すると、隠しておいた画像を見ることができる仕組みになっています。
「プライベート計算機」や「秘密の電卓Pro」などがあります。
スマホに電卓のようなアイコンがいくつかある場合、そのうちの一つは画像を隠すためのアプリである可能性が高いでしょう。
アプリで浮気や不倫が横行するのはなぜ?
これまでに浮気に使われやすいアプリやSNSについて紹介してきました。
では、なぜアプリでの浮気が多いのでしょうか?
ここからは、アプリで浮気や不倫が広がる理由についてご紹介します。
気軽に繋がれる
アプリやSNSを使うと、気軽に新しい友達を作ることができます。匿名で利用でき、個人情報を明かさずにコミュニケーションが取れるため、対面よりも人とつながるハードルが低いのです。
さらに、ダイレクトメッセージ(DM)を使って親しくなった相手とプライベートな会話を楽しむことも可能です。
このような気軽さや簡単に他人とつながれる点から、「割り切った不倫関係」を求めて利用する人も少なくありません。
共通点を持つ人と繋がれる
多くのアプリやSNSは、自分の好きなことや趣味、関心事を発信するプラットフォームです。
共通の趣味があることで男女の距離が縮まりやすく、浮気や不倫に発展する可能性があります。
元恋人と繋がる可能性がある
FacebookやInstagramを利用することで、昔の恋人やかつて親しかった人たちと再会するきっかけとなることがあります。
これは、ユーザーの電話番号やメールアドレス、共通の友達を基におすすめの人を表示する機能があるためです。
元恋人がおすすめに表示され、それをきっかけに再び連絡を取り合うようになり、そこから浮気や不倫に発展する可能性もあるため注意が必要です。
アプリで浮気している疑いのある6つの行動
アプリは不特定多数の人と繋がることのできるツールですが、アプリを利用して浮気をしている人に共通する点は何でしょうか?
ここからは、アプリで浮気している人に見られる特徴や、怪しい行動を6つ紹介します。
1、スマホを肌身離さず持ち歩く
スマホをトイレや風呂場まで持ち込み、誰にも触らせたり見られないようにしている場合は注意が必要です。
パートナーに見られたくない何かを隠している可能性があります。
2、スマホにロックをかける
突然「スマホにロックをかけ始めた」場合、何か見せたくない理由があるかもしれません。
ただし、無断でロックを解除してスマホの中身を確認することはプライバシーの侵害になるため、注意が必要です。
3、スマホの画面を伏せる・隠す
スマホを触る際に画面を隠すような仕草を見せたり、床や机に置くときに画面を伏せたりするなど、パートナーが画面を見るのを不自然なまでに避ける場合も、浮気を疑う理由の一つです。
通知が見えないよう警戒している可能性があり、アプリで浮気をしている人に見られる特徴です。
4、通知音が鳴ってもその場ですぐに開かない
スマホの通知音が鳴っているのに、その場で開こうとしないのも、浮気をしている人の特徴です。
一度や二度なら無視しても不自然ではありませんが、何度も続く場合はやましい事情を抱えている可能性があります。
これは、浮気や不倫がバレるのを防ぎたいという警戒心の表れの可能性があるため、あまりにも不自然な場合は注意が必要です。
5、SNSの更新頻度が普段と違う
浮気相手との食事の写真を投稿したり、普段と異なる内容の投稿が増えたり、逆に浮気がバレないように更新頻度が極端に減ったりするのも、SNSで浮気している人の特徴です。
これだけで浮気と断定するのは難しいですが、違和感を感じた場合は他に不可解な点がないか探ってみると良いでしょう。
6、仲が良さそうなユーザーがいる
パートナーの投稿に対して、特定のユーザーが頻繁にリアクションをしている場合、親しい関係にあるということは明らかでしょう。
単に親しい友人であれば問題ありませんが、双方の投稿内容から「頻繁に会っている」ことが明らかになる場合もあるので注意が必要です。
アプリ(SNS)から浮気の証拠を掴む方法
アプリ内から、浮気の証拠を掴むことができるケースがあります。
ここからは、アプリ(SNS)を通して浮気の証拠を掴む方法を紹介します。
浮気相手とのメッセージを撮影する
アプリ内のやり取りを証拠として残したい場合は、自分のスマホで直接写真を撮影することをお勧めします。
重要なのはスクリーンショットではなく、自分のスマホのカメラで写真を撮ることです。
スクリーンショットは改ざんされる恐れがあり、証拠として不十分と判断される可能性があるためです。なお、メッセージを撮影する際には以下のポイントを押さえておきましょう。
送受信日時
前後の会話の流れ(会話の意図や状況がわかるもの) 誰と誰のやり取りかわかるもの(名前やユーザー名が明確になっているか)
浮気相手の個人情報を入手する
多くのアプリ・SNSユーザーはハンドルネームを使用しています。
また、最近ではリテラシー意識の高まりから、住んでいる場所や行動範囲に関する情報を公開しない人が増えており、浮気相手の個人情報まで突き止めるのは困難になっています。
しかし、写真や投稿内容を注意深く観察することで、個人を特定できる手がかりが見つかるかもしれません。
アプリ内で得たわずかな情報をもとに、探偵や興信所に浮気調査を依頼して、より本格的に相手を特定してもらいましょう。
浮気相手と会う日時を確認する
アプリ内でのやり取りから浮気相手と会う日時や頻度がわかる場合があります。
「〇〇で会おう」や「××で待ち合わせね」といったメッセージがあれば、その日にデートすることは明らかです。
そのタイミングに合わせて探偵などに浮気調査を依頼すると、証拠を得られる可能性が高まります。
浮気相手との会話の内容を確認する
浮気相手との会話の流れや内容を把握することで、浮気の証拠が明らかになることがあります。
例えば、自分に対する悪口や性行為に関するやり取りが含まれていれば、関係の親密さや肉体関係の証拠として有力な情報となります。また、よく利用するラブホテルの名前がわかることもあります。
これらの情報をもとに、より具体的で第三者から見ても明確な浮気の証拠を得るためには、探偵に浮気調査を依頼するのが良いでしょう。
【要注意】スマホを勝手に見るのはNG!
浮気の証拠が相手のスマホに隠されていることは多いですが、相手のスマホのロックを解除して証拠を得ようとする行為は、プライバシー権の侵害として違法になる可能性があります。
良かれと思ってやった行為でも、知らない間に違法行為となることがあります。
このような行為が発覚すると、逆に相手から訴えられ、慰謝料を請求されることも考えられます。
例えば、「自分のパソコンやスマホから相手のLINEなどのIDやパスワードを使って勝手に閲覧する」「相手のスマホに無断でアプリをインストールする」といった行為は違法とみなされやすいです。
パートナーの浮気を疑ってスマホを確認したいと思うかもしれませんが、安易に相手のスマホを確認するのは避けた方が良いでしょう。
相手のスマホを無断で操作すると、不正アクセス禁止法や不正指令電磁的記録供用罪に該当する恐れがあります。たとえ夫婦間でも、これらの行為は違法とみなされるため注意が必要です。
パートナーの浮気が疑われるときは探偵まで
近年、SNSなどのアプリを通じて浮気相手と連絡を取り合うケースが増えていますが、アプリの存在だけでは浮気の証拠として不十分なことが多いです。
無理に自分で証拠を集めようとすると、決定的な証拠を得られないばかりか、違法行為として相手に訴えられるリスクもあります。
パートナーの浮気を疑っている場合は、無理をせずに浮気調査のプロである探偵に依頼することをお勧めします。
探偵による調査では、浮気相手との肉体関係の裏付けなど、第三者から見ても明確な証拠を得られる可能性が高いでしょう。
まとめ
今回は、浮気に利用されるアプリについてまとめました。
さまざまなアプリでデート相手や浮気相手との出会いやコミュニケーションが気軽にできるようになっているため、パートナーの浮気を心配する方も多いでしょう。
ただし、パートナーのスマホを無断で覗き見る行為は違法になる可能性があり、関係を悪化させる恐れもあります。
浮気が疑われるものの十分な証拠がない場合には、探偵に依頼してリスクなく浮気の証拠を集める方法を検討してみてはいかがでしょうか。