浮気調査が失敗になるケースとは。返金してもらえる?

浮気調査が失敗になるケースとは。返金してもらえる?

浮気調査における失敗とはどのようなことを指すのでしょうか。

今回は浮気調査が失敗になるケースを紹介します。

また、失敗しないためのポイントなども紹介していますのでぜひ参考にしてください。

目次

浮気調査の失敗事例

調査対象者にバレる

失敗事例として、張り込みや尾行をしていることが調査対象者にバレてしまうケースがあります。

探偵は本来、調査のプロフェッショナルのため、バレるようなことは滅多にありません。

しかし、浮気をしている人の中には罪悪感をもっており敏感になっている人もいます。

「もしかしたら浮気調査をされているかもしれない…」と思いながら行動をしている場合は、いつもよりも周りを気にしたり、普段通りでない行動をすることもあり得ます。

また、依頼者の行動から違和感を感じ気づいてしまったり、調査をしていることを伝えてしまうケースもあります。

隠し事をしていると、良心や心配から普段通りの行動がわからなくなってしまい、浮気調査を感づかれてしまいます。

また、「調査をしているから浮気をやめてほしい」とプレッシャーをかけてしまい、信頼関係が崩れ、調査も難航し証拠が集められなくなるという悪いケースにも発展します。

浮気調査を依頼するからには、確実な証拠(浮気している・していない)を集めることが第一の目的となります。

探偵はもちろんのこと、自分の態度からバレないように平然としていることが大切になります。

証拠が得られなかった

浮気の証拠が得られなかった場合も、失敗となってしまいます。

理由として、調査員は目撃したが写真や動画に残せなかった場合、調査の準備は整っていたが浮気の日程と合わなかった場合が挙げられます。

「何月何日にどこに行っていたでしょ」と問い詰めるには、場所・人物が鮮明に映った写真や動画のデータが必要になります。

仮に調査員が目撃していたとしても、人違いだと言い逃れができてしまう可能性があるからです。

もし後々に裁判で証拠として提出するなら、写真や動画のデータは必要不可欠になります。

また浮気の日程が掴めなかった場合もあります。

浮気は怪しいけれど、浮気の日時までは見当がつかず、調査日程が合わなかった場合、何も証拠が見つからない可能性があります。

調査を始める前に、わかるだけの情報を収集し、探偵と共有しておく必要があります。

調査中に警察に通報される

尾行や張り込みをしていると、警戒心の強い対象者に感づかれて警察に通報されてしまうケースがあります。

また、第三者の近隣住民が怪しいと感じ、警察に通報してしまうケースもあるようです。

もし対象者が女性だった場合、ストーカーや何かかと思われる可能性もありそうです。

調査中に違反行為をしてしまう

プロフェッショナルの探偵には滅多にないことと言えますが、調査中に違反行為をしてしまい、こちらも警察に通報されてしまうケースもあります。

対象者の行動をバレないように追っていたら立ち入り禁止区域に入ってしまったり、車で尾行をしていて対象者を見失いそうになり、スピード違反をしてしまう、という調査に熱心になりすぎて起こるケースもあります。

通報されてしまうと、調査を続行できなくなるため、証拠が集められず失敗となる可能性があります。

調査報告書が証拠として不十分だった

調査を行なったはいいものの、調査報告書が証拠として不十分な場合があります。

調査報告書とは、いつ・誰と・どこで・どのくらい行動をしていたかが記載され、対象者が浮気していた場合は言い逃れができない資料といえます。

そういった証拠は、離婚をしなくても冷静にパートナーとの話し合いをすることに有効です。

また離婚や慰謝料請求の裁判で、書式が間違っていたり、証拠として不十分な情報しかなかったりすると、認められない場合があります。

滅多にありませんが、悪徳業者の場合は調査を行わずに虚偽の報告書を作成することもあるようです。

後々を見据えて浮気調査を依頼するならば、裁判にも有効な調査報告書を作成できる、実績のある探偵事務所を選ぶことをお勧めします。

探偵との認識がずれていた

失敗というよりは、何を成功とするかを明確にしておくことも大事なポイントになります。

契約の段階で、「裁判で使える調査報告書を作成する」ことを成功条件と決めていないと、十分な証拠を得られないまま調査が終わってしまうことにも繋がります。

信頼の置ける探偵事務所と、しっかりと話し合っておくと良いでしょう。

浮気調査に失敗するとどうなるのか

調査に失敗してしまうと、次のような3つのケースが起こる可能性があります。

①それ以降の調査で証拠が得られなくなる

調査対象者にバレてしまった場合、それ以降に調査をしようとしても証拠を消されてしまったり、より一層行動に気をつけたりして、二度と証拠を得られなくなる可能性があります。

そうなると、一度目の調査が失敗し、さらに費用をかけて調査をしても無駄になってしまいます。

②調査対象者との関係が悪化する

浮気調査をされていたと知り、怒ったり落胆したりしない人はいないでしょう。

もし浮気をしていたとしても、証拠がないまま失敗に終わってしまえば、逆に問い詰められ関係が悪化する可能性があります。

③費用が無駄になってしまう

浮気調査には、10〜50万円ほどの費用がかかります。

選択するプランによって費用に違いはあるものの、決して安いとはいえません。

証拠を掴む前に調査が終わってしまえば、そうしたお金は水の泡となるのです。

浮気調査に失敗したら返金してもらえるのか

浮気調査に失敗した場合、その費用が返ってくるのかは気になるポイントでしょう。

返金対象として、何が原因で失敗になったかが関係してきます。

もし依頼者の行動や言動が原因で失敗してしまった場合、「返金されない」か「それまでに実施した調査分はかかり、残りは返金される」の2パターンが考えられます。

探偵事務所に非があり失敗した場合は、「それまでに実施した調査分はかかり、残りは返金される」か「全額返金される」の2パターンが多いようです。

「それまでに実施した調査分はかかり、残りは返金される」パターンは、例えば40時間の調査を予定していて、20時間で中断した場合、実施した20時間分は支払い、残りを返金するといった形になります。

ただ、探偵事務所によって条件は様々あるため、契約時に確認しておく必要があります。

浮気調査を失敗しないためには

浮気調査を失敗しないためには、依頼者がバレないように注意することはもちろん、探偵事務所としっかりと認識を合わせておくことが重要になります。

  • 裁判で有効な調査報告書を作成してもらえるか
  • 調査報告書のサンプルをもらえるかどうか
  • 正確な調査費用を提示してもらう
  • 調査員との連絡が取れるかどうか
  • 違反行為や行政処分を受けたことがあるか

上記の他にも、気になる店があれば不安を解消しておきましょう。

探偵事務所に依頼したほうがいいケース

浮気調査の失敗ケースをご説明しましたが、「費用をかけて浮気調査を依頼した方が良い…?」と不安になってしまう方もいるかもしれません。

プロの探偵に依頼した方がいいケースを4つご紹介します。

①裁判を見越しており、有利な証拠が欲しい場合

先述しましたが、裁判で有利になるためには、確実な証拠が必要になります。

自分で調査をするとなると、行動の範囲や得られる情報に限りがあります。

正規の探偵事務所は「各都道府県の公安委員会に探偵業務の届出」を行っており、「探偵業務の法律の範囲内」であれば証拠を集めることが可能です。

②バレることなく調査がしたい場合

しっかりとした探偵事務所はプロとして仕事を行うため、素人が調査をするよりはるかにバレるリスクが少ないです。

また、探偵に依頼した場合、尾行や張り込みをパートナーと面識のない複数人で行うため、そういった点でもバレるリスクがかなり低くなります。

依頼者は普段通りの生活を送りながら浮気調査を進めることができます。

③精神的な負荷が少ない

ご自身で浮気の証拠を集めることは、パートナーの浮気を直接目にすることにもなります。

精神的にもかなり負荷がかかり、かなりの労力がかかってしまうため、感情的になってしまうリスクも含め、探偵に浮気調査を依頼することは大きなメリットといえます。

④アフターフォローをしてくれる

浮気調査後のアフターフォローを行ってくれる探偵事務所もあります。

掴んだ証拠をもとに裁判で慰謝料を請求したい場合は、離婚問題に長けた弁護士を紹介してもらえます。

また、パートナーとの関係修復を希望する場合は、無理に離婚を促すことはなく、今後どうしたらいいかなど問題解決に向けてカウンセリングを行います。

探偵事務所に依頼しない方がいいケース

以下のケースでは、探偵に浮気調査を依頼することは考え直した方が良いかもしれません。

  • 慰謝料の請求は全く考えていない
  • 確実に離婚したいわけではない
  • パートナーを監視したい

探偵による浮気調査には費用がかかるため、メリット・デメリットを把握した上で判断しましょう。

浮気調査に強い探偵の選び方

浮気調査を失敗することなくスムーズに行うには、信頼できる探偵事務所に依頼するようにしましょう。

ここでは探偵事務所を選ぶポイントをご紹介します。

①公安委員会に認められた正規の探偵事務所

先述しましたが、各都道府県の公安委員会に「探偵業務の届出」を行なっている探偵事務所は、正規な探偵事務所として信用できます。

探偵業界的にも信頼度を高めるために違法業者を排除する傾向があるようですが、少なからず違法事務所が残っている場合あります。

正規の探偵事務所でないと、パートナーに調査がバレてしまったり、依頼者と金銭的なトラブルになってしまったり、違法な方法で情報収拾されてしまったりする恐れがあります。

必ず「探偵業務の届出」を行なっているか確認するようにしましょう。

②良い探偵を判断するポイント

上記に加え、確認できると良いポイントをいくつかご紹介します。

  • 見積もりを明確に明示してくれるか
  • 他社と比較して高すぎたり安すぎたりしないかどうか
  • 調査実績が20年以上あるか
  • 面談が探偵の事務所で行われるかどうか
  • 調査をする探偵が信頼できるか(相性がいいか)
  • 行政処分を受けたことがないか
  • 離婚・関係修復などのアフターケアがあるかどうか

まとめ

浮気調査が失敗してしまうケースや、返金がされるのかどうかなどをご説明しました。

浮気調査は一般の人が行うと違法になるリスクもあり、正規の探偵事務所に依頼することが安心といえます。

自分のパートナーが浮気をしているかも…と不安に思ったり、慰謝料請求のためにしっかりと調査をしたいという方は、一度探偵事務所に無料相談をすることをおすすめします。

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