夫(妻)が浮気・不倫しているかも…と感じていても、決定的な証拠がないと不安が続き、然るべき対処ができないことも。
この記事では、不倫チェックのために確認したい25項目と不倫が発覚した時の対処法をご紹介します。
夫(妻)の浮気チェックリスト25項目
早速、チェックしてみましょう。
生活編
帰りの遅い日が増えた 外出や外泊が増えた 休日出勤・出張・残業や会社の付き合いが多くなった 知らない場所のレシートや請求書が見つかった 飲食店に詳しくなった 誕生日やイベントの前後に決まって出かける・帰宅が遅くなる 用途のわからないお金を多く使っている 車内に今まで置いてなかった小物が置かれている 家の中でも携帯電話を持ち歩くことが増えた 帰宅後、すぐにお風呂に入るようになった 帰宅後に1人で短時間の外出をするようになった 家族との会話や食事を一緒にする時間が減った
会話・態度編
知らない友人の名前が会話に出てくるようになった 予定を言わない・濁されるようになった 予定を聞かれるようになった 夫婦間の性交渉が少なくなった・拒否されるようになった 自分に対しての態度が冷たくなった
身だしなみ編
服装に気を使うようになった 香水をつけるようになった ツメをのお手入れをするようになった スポーツやトレーニングなど、習い事に凝りだした
携帯電話・SNSなど
電話をかけても出ない・留守電が多くなった 一緒にいる時に電話に出ようとしない・折り返している 電話やメールの履歴が削除されている SNSのアカウントを教えようとしない
日常の中でチェックしたいこと
チェックリストに加え、日常でできることをご紹介します。
食事の好みが変わっていないか
今までの食の傾向や好き嫌いが変わった時は、新しい人付き合いが出来た可能性があります。
普段食べなかったものを食べるようになった、よく飲むお酒が変わっている、などの変化がある場合は、浮気を疑うポイントになります。
車に怪しい点がないか
仕事でも使うことが多い車は、浮気相手との移動手段になることもあり、確認したいポイントになります。
家族で行ってない行き先が履歴に残っていたり、いつもの座席位置が変わっていたり、ガムやウェットティッシュといった今までになかった小物が置かれている場合は、チェックが必要です。
身だしなみに気を使っている
チェックリストにも4項目ありましたが、浮気のサインは身だしなみに出やすいものです。
ヨレヨレだった下着を新品に変えている、シャツにアイロンをかけるようになる、口臭ケアのグッズを携帯するようになる、などは浮気相手の目を気にしている可能性があります。
態度が変わっていないか
浮気相手がいる場合、相手に夢中になるあまり家族に冷たくしてしまったり、逆に罪悪感からプレゼントを買ってくるなどの変化がみられる場合があります。
浮気が判明した時にすべきこと・すべきでないこと
上記チェックリストのような変化から、浮気の確認が取れたとしても、すぐに夫(妻)を問いただすことは、今後の進め方や関係性に影響するため、すべきではありません。
怒りや不安を感じるかもしれませんが、一度落ち着いてすべきこと・すべきでないことを確認することをおすすめします。
浮気が判明した時にすべきこと
①今後どうしたいのかをあらかじめ決める
浮気について夫(妻)と確認し、夫婦関係を修復したいのか、もしくは慰謝料を請求して離婚をしたいのか、など今後の動きをあらかじめ決めることが大切です。
何故ならば、浮気の有無の確認であれば少しの証拠でも話し合いを進められる場合もありますが、慰謝料を請求したい場合は、法的に有効な証拠を集める必要があるからです。
後者の場合、証拠が足りないと慰謝料が請求できない場合や、夫(妻)に警戒されてそれ以降の証拠が出てこなくなる場合があるため、十分な注意が必要になります。
②確実な証拠を押さえる
浮気の発覚で、慰謝料の請求をしたい場合は、裁判で有効な証拠を集める必要があります。
裁判で有効な証拠とは、夫と不倫相手に肉体関係(=不貞行為)があることを証明できるものです。証拠となる写真などに相手の顔や建物がしっかりと写っていること、またそれを得るための長時間の張り込みや準備などが必要になります。
そこまでの調査はご自身で行うと違法になるリスクもあり、探偵事務所が行なっていることが多いです。
また、夫(妻)の浮気現場を実際に見ることもあり得ますので、繊細な業務をご自身で行うよりは、浮気調査を依頼することも検討してみてください。
浮気が判明した時にすべきでないこと
①確実な証拠のないまま問いただしてしまう
浮気だという確実な証拠がないまま、「浮気しているでしょ!」と問いただしてしまうと、証拠の不十分さから相手が浮気を認めなかったり、不十分なゆえに勘違いだったことが判明し、関係が悪化する場合があります。
絶対に言い逃れができないような証拠や、夫(妻)が浮気をしていると確証を持って話し合いをできるような証拠をまず探しましょう。
②勝手にスマホやPCをチェックする
相手のスマホやPCを無断でチェックし証拠をつかもうとすると、プライバシーの侵害や不正アクセス禁止法違反に該当してしまうことがあります。
裁判でもそういった証拠は認められず、逆に不利な立場になる可能性もありますので、勝手にスマホやPCをみてしまうことは避けたほうがいいでしょう。
探偵に浮気調査を依頼する流れ
探偵に浮気調査を依頼する場合の流れを簡単にご紹介します。
①問い合わせ・相談・見積もり確認
ご自身の持っている情報や、どんな調査が必要かなどしっかりと話し合います。
探偵事務所によって金額感の違いや探偵との相性など、大事なポイントを深くするために2〜3社ご相談されることをおすすめします。
相談までなら無料で受け付けている探偵事務所も多くありますので、ご検討ください。
②ご契約
調査内容や費用に納得したら実際に契約を結びます。契約後は速やかに調査に移れるよう、探偵事務所が手配を進めます。
③調査開始
調査に移る際は、調査対象者に関する情報(容姿・名前・勤務先など)を元に、調査の計画(実施日時・調査員の配置・車両手配)を綿密に立てます。
依頼者が希望すれば、調査の中間報告などを探偵から受け取ることもできます。しかし調査内容によっては依頼者が動揺してしまったり、対象者にバレてしまう可能性がある場合は、受け取らない選択肢もあります。
当初の計画では時間が足りないなどがあれば、その都度連携を取り調査を進めます。
④調査結果報告
調査結果が「調査報告書」として渡されます。
⑤アフターフォロー
調査結果を踏まえて、離婚・復縁・関係の修復を依頼すると、弁護士やカウンセラーを紹介してくれる探偵事務所もあります。
慰謝料を請求するなら弁護士へ
慰謝料とは、離婚によって受けた精神的苦痛を補償する損害賠償のことで、離婚原因を作った相手に請求できるものです。
離婚慰謝料とは
また離婚の慰謝料は、理論上2種類に分けられるとされています。基本的には2つをまとめて「離婚慰謝料」と言います。
また相場は、一般的に数十万円~300万円程度だと言われています。ただし、明確な基準はなく、様々な条件をもとに金額が確定されます。
離婚の原因に対する慰謝料 | 不貞行為・DVなどの離婚に至った原因によって発生した精神的な苦痛を補償する |
離婚自体に対する慰謝料 | 離婚することで配偶者としての地位を失うことによる苦痛を補償する |
慰謝料を請求できるケース
上記のような「精神的苦痛」には、このようなケースが該当します。
・不倫・浮気をされた(=不貞行為)
・DV・モラハラを受けた
・経済的な嫌がらせをされた
・正当な理由がなく、別居された(悪意の遺棄)
・一方的にセックスレスだった
慰謝料を請求できないケース
離婚に至る「精神的苦痛」だったとしても、慰謝料を請求できないケースに注意が必要です。
・性格の不一致
・配偶者家族との不仲
・宗教上の対立
慰謝料請求は弁護士へ依頼がおすすめ
慰謝料の請求にも、様々な要件があり複雑に感じてしまう方も少なくないかと思います。
そんな時は、経験のある弁護士事務所に依頼すると安心です。相手との交渉や手続き、必要な書類作成などを素早く行なってもらえ、精神的な負担を軽減できます。
また慰謝料請求には時効が設けられており、パートナーの不貞行為(浮気)を知り、かつ浮気相手が特定された時から「3年以内」となっています。
時効を迎えてしまう前に、早めの対処をしておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、不倫のチェックリストや不倫が発覚した時にすべきこと・すべきでないことをご説明しました。
夫(妻)の様子が違う気がする…と感じた場合は、チェックリストを参考にしたり、探偵事務所に不倫調査を依頼しても良いでしょう。