浮気調査を検討している方の中には、調査がバレないか心配されている方も多いでしょう。特に自分で調査を行う場合、パートナーにバレてしまう原因やリスクを事前に把握しておくことが重要です。
今回は、浮気調査がバレるケースや注意点、そして万が一バレてしまったときの対処法について詳しく解説します。
すでに浮気調査を行なっていることがパートナーに知られて困っている方もぜひ参考にしてみてください。
浮気調査がバレやすいケース
浮気調査が相手にバレてしまうのは、どのような場合でしょうか。バレるリスクを最小限に抑えるために、調査がバレてしまうケースをご紹介します。
①ターゲットの警戒心が強い
②尾行に気づかれる
③スマホをチェックした痕跡を残してしまう
④会話や態度から気づかれる
⑤第三者を経由してバレる
⑥GPSやICレコーダーの設置がバレる
⑦張り込みや尾行中に警察に通報される
⑧勢いで浮気調査していることを告白してしまう
①ターゲットの警戒心が強い
調査対象者の警戒心が予想以上に強い場合、調査がバレやすくなります。
特に、常に調査されていることを前提に行動しているような警戒心の強いターゲットは、自分が浮気調査を受けていないかを確認することもあります。
例えば、配偶者が探偵に調査を依頼していないかを確認するために、配偶者のスマホやパソコンで「探偵」や「浮気」に関する検索履歴を調べたり、電話帳に「探偵」の連絡先が登録されていないかを確認することがあります。
②尾行に気づかれる
自分で浮気調査を行う際にパートナーを尾行する人もいるかもしれませんが、素人が行う尾行はバレやすく、特に警戒心の強い相手には見破られることがあります。
自分で調査する場合、顔や普段の服装、持ち物が知られているため、見つかりやすくなります。
③スマホをチェックした痕跡を残してしまう
浮気をしている人が最も心配するのはスマホを見られることなので、スマホを調べたことがバレやすいです。スマホを見ている現場を直接見られてバレることもありますが、スマホを見た痕跡を残してしまうことで後から気づかれることもあります。
例えば、普段は必ず裏返しに置いているスマホが表向きになっていたり、見ていないはずのLINEが既読になっていたりすると、そのことが原因でバレることが多いです。
④会話や態度から気づかれる
相手のことを疑っていると、普段の会話や態度からその懐疑心が伝わってしまう可能性があります。浮気調査を進めるうちに、浮気の証拠が集まってくると、自分から問い詰めなくても調査をしていることが態度に出てしまうのです。
無意識にパートナーに対して冷たく接したり、イライラをぶつけてしまったりすると、パートナーがその異変に気づき、浮気調査がバレやすくなります。
⑤第三者を経由してバレる
第三者にパートナーの行動について聞き込みを行った場合、その第三者からパートナーに調査をしていることが伝わる可能性があります。
事情を知ったパートナーは警戒心を強め、証拠を掴むのが難しくなるケースがあります。
⑥GPSやICレコーダーの設置がバレる
車や部屋にGPSやICレコーダーを仕掛けるのは、浮気調査でよく用いられる方法です。しかし、警戒心の強いパートナーや浮気を疑われていると感じている人は、これらの機器が仕掛けられているかもしれないと考え、探し出すことがあります。
疑われている場合、GPSやICレコーダーは簡単に見つかってしまい、それをきっかけに浮気調査をしていることがばれるケースが多いです。
⑦張り込みや尾行中に警察に通報される
警察に通報されるケースには、主に2つの要因が考えられます。
一つ目は、素行調査中に何らかの違反を犯してしまった場合です。
二つ目は、調査対象者や第三者に通報されてしまう場合です。
交通ルールの違反や他人の所有地に無断で侵入すると、警察に通報されることがあります。特に多いのは、他人の所有地に侵入してしまう失敗です。
⑧勢いで浮気調査していることを告白してしまう
浮気調査が進むにつれ、知りたくない事実が明らかになることがあります。
パートナーの行動があまりにも行き過ぎていると、つい浮気の話題を持ち出してしまうことがあります。そして、勢い余って「あなたを調査して浮気してるのわかってるんだから!」と自白してしまうこともあります。
気持ちが焦れば焦るほど、放っておけないという気持ちは理解できますが、確実な証拠を掴むまではできるだけ冷静に普段通りの生活を送ることが大切です。
浮気調査がバレた時のリスク
浮気調査を行う理由には、「配偶者に浮気をやめさせたい」「浮気を認めさせて慰謝料を請求したい」「有利に離婚したい」など、様々なものがあります。
しかし、浮気調査がばれてしまうと、目的を果たせないどころか、思わぬ結果を招く可能性があります。
ここでは、パートナーに浮気調査がバレた時に考えられるリスクについて解説していきます。
証拠をつかむのが難しくなる
浮気が原因で離婚や慰謝料請求を考えている場合、浮気の証拠が非常に重要となります。
しかし、浮気調査がばれてしまうと、相手は警戒心を強め、浮気相手との待ち合わせ場所を頻繁に変えたり、尾行に注意しながら会うなどの対策を取るようになります。
さらに、これまでのLINEなどのやり取りを消去するなど、証拠隠滅を図る可能性も高まります。
その結果、不貞行為の証拠を掴むことが難しくなるだけでなく、再度調査を行うことが困難な状況に追い込まれることもあります。
信頼を失う
浮気を疑われたパートナーは、自分が信じられていなかったと感じるでしょう。
そのうえ、まだ証拠が揃っていない場合、「疑うなんてひどい!」と、自分の行動を棚に上げて、依頼者を一方的に悪者扱いする可能性もあります。
パートナーとの関係が破綻する
浮気調査がバレた場合、パートナーとの関係が破綻する可能性があります。
浮気を疑われたことに憤慨したり、信頼されていなかったと悲しんだりして、夫婦であれば離婚を言い渡されるかもしれません。
さらに、別居を余儀なくされた場合、夫婦関係が破綻していると見なされ、浮気の慰謝料を取れないまま離婚となる可能性もあります。
依頼者が「パートナーとやり直したい」「浮気相手と別れてほしい」と思って浮気調査をしている場合、調査がばれて2人の関係が悪化するのは避けたいところです。穏便に解決したいのであれば、パートナーにばれるリスクが低い探偵への依頼をおすすめします。
費用が無駄になる
探偵に浮気調査を依頼してターゲットにばれてしまった場合、その依頼は失敗となります。失敗しても経費や調査費用はかかるため、その分の費用は無駄になってしまいます。
浮気調査の費用は決して安くはありません。探偵や興信所に依頼をする際は、慎重に事務所の実績などを調べ、リスクを未然に防ぐことが重要です。
浮気調査がバレた時の対処法
自分で調査した場合と探偵に依頼した場合、それぞれのケースで浮気調査がばれたときの対処方法を詳しく見ていきましょう。
自分で調査していた場合
自分で行っていた浮気調査がバレた場合、パニックにならず冷静に対処することが大切です。少し怪しまれた程度であれば、何らかの理由をつけてその場をやり過ごすようにしましょう。
例えば、尾行していることがバレた場合は「たまたま見かけたから声をかけようと思って付いてきた」と言ってその場を切り抜ける、スマホを見たことがばれた場合は「調べものをするために少し借りた」と説明するなどです。
浮気調査をしていることが完全にばれてしまうと、様々な問題が生じる可能性があるため注意が必要です。
また、一時的に誤魔化せたとしても、パートナーの警戒心が強まっている可能性が高いため、その後しばらくは浮気調査を中断することをおすすめします。
探偵に調査を依頼している場合
浮気調査を依頼していることがばれた場合、速やかに探偵に報告しましょう。
その後の対応は探偵に任せ、自己判断で余計な行動を取らないことが重要です。完全にばれていない段階で依頼者が調査の事実を白状してしまうと、その後の調査が困難になるからです。
なお、探偵社や興信所による浮気調査がターゲットにばれるリスクは低いと考えられます。
自分で調べる場合とは異なり、調査員の顔は知られておらず、万が一不審に思われた場合でも、探偵だと名乗らなければ誤魔化すことが可能です。また、尾行の期間を空けたり、別の調査員に交代したりすることで、問題なく調査を継続できます。
浮気調査がバレないようにするには
浮気調査がパートナーにバレないようにするために、以下の3つのポイントに気をつけてみましょう。
①行動パターンを変えない
②自分の車は使わない
③高性能の機材を使う
①行動パターンを変えない
浮気調査をしていると、どうしても相手に対して疑念を抱き、情緒が不安定になりがちです。その結果、普段とは異なる行動を取ってしまい、相手に不信感を与えてしまうことがあります。
こうした事態を避けるためにも、普段から運動や買い物などでストレスを発散し、行動パターンを変えないように心掛けましょう。
相手に疑われていない状態であれば、相手も油断し、浮気の証拠を掴みやすくなります。
②自分の車は使わない
ターゲットが自家用車やタクシーで移動する際には、自分も車を使う必要がありますが、自分の車ではなくレンタカーを利用することをおすすめします。
ナンバープレートや車の特徴(例えば、サイドミラーなど)から尾行がばれる可能性があるからです。
浮気をしている人は見慣れたものに敏感に反応するため、リスクを減らすためにも万が一を考えてレンタカーを使用する方が良いでしょう。
③高性能の機材を使う
浮気調査を成功させるためには、高性能な機材を利用することも検討してください。
ラブホテルからの出入りを写真で撮影する場合、ターゲットの顔がはっきりと判別できなければ証拠として扱うことができません。性能の低いカメラを使用すると、撮影に成功しても顔の判別ができず、不貞行為を立証できないため、全くの無駄になってしまいます。
音声についても、ICレコーダーを使用する際は、音質の良いものを購入するのが無難です。
確実に不貞行為の証拠を押さえたいのであれば、必要な機能を備えた機材を揃えることをおすすめします。
浮気調査は探偵へ依頼するのが安心
浮気調査は探偵に依頼することもできますが、ある程度自分で行うことも可能です。ただし、自分で行う場合はバレるリスクが圧倒的に高いので、あまりおすすめできません。
ここからは、浮気調査は探偵に依頼するのがおすすめな理由を紹介します。
浮気調査を探偵に依頼するメリット
浮気調査を探偵に依頼するメリットを見てみましょう。
バレるリスクが低い
探偵は厳しい研修を積み重ねた浮気調査のプロであり、バレやすい状況を熟知しています。
他人の浮気に対して感情的になることもないため、冷静かつ淡々と調査を進めることができます。
さらに、探偵と調査対象者は顔見知りではないため、尾行がばれる可能性が非常に低くなります。
確実に証拠を掴める
探偵は浮気調査のプロフェッショナルであり、依頼することで確実な証拠を掴むことができます。特に、離婚や慰謝料の請求を考えている場合には、有力な証拠が必要です。
しかし、何が必要な証拠なのかを知っている人は少ないでしょう。
探偵に依頼すれば、裁判や調停で使用できる証拠を確実に入手できるという点が、探偵に浮気調査を依頼する大きなメリットといえます。
専門的な知識と高性能の機材
探偵に依頼することで、自分ではできない調査を行ってもらえます。
高性能のカメラやGPSなど、個人では持っていない道具を使用することで、確実な証拠を手に入れることができます。
自分の車を使うと浮気調査がばれやすくなりますが、探偵は自社の車を使用するため、依頼者自身が出かける必要がなく、ばれるリスクが減ります。
アフターケアを行なってくれる
浮気の証拠を掴んだ後のアフターケアまで行ってくれる探偵もいます。
浮気の証拠を入手しても、その後の裁判や慰謝料請求に関する経験や知識を持つ人は少なく、非常に難しい問題となります。
浮気により精神的に不安定な状態で手続きを進めるのは大変ですが、アフターケアがあれば安心です。
アフターケアでは、不倫の証拠を掴んだ後にどのような行動を取るべきかを教えてくれたり、信頼できる弁護士を紹介してくれたりします。浮気の現場に慣れている専門家のアドバイスだからこそ、信頼して行動できます。
探偵ならバレた後でも調査を継続できる
万が一浮気調査をしていることがパートナーにバレたとしても、探偵なら調査を再開することが可能です。
探偵はチームで行動することが多く、仮に一人の顔がばれても、他の調査員と交代することで再度尾行や張り込みを行うことができるからです。顔を知られていないことは、浮気調査を進める上で非常に有利です。
また、探偵は浮気調査のプロとして豊富な知識と経験を持っているため、臨機応変に調査を進めることができます。自分で浮気調査を行って一度ばれてしまった場合でも、探偵なら法的効力のある証拠を確保できる可能性が高いでしょう。
ただし、過去に浮気調査がバレている場合は、再調査までに時間を空けることが推奨されるため、いつ・どのような調査を行ったのかを必ず探偵に共有するようにしましょう。
まとめ
浮気調査を行っていると、注意不足などが原因でパートナーにバレてしまうことがあります。
浮気の証拠をしっかりとつかむためにも、目立つ行動は控え、冷静に対応することが肝心です。
しかし、自分で浮気調査を行うと、バレるリスクが高いだけでなく、思いがけず違法行為をしてしまう可能性もあります。
パートナーにバレて関係が悪化することを避けたい、確実な証拠をつかみたいと考えている場合は、まず探偵に相談することをおすすめします。